【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 日本オラクル、ＹＥデジタル、オプトエレ　(12月18日～24日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から25日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　オプトエレ <6664>
　20年11月期の連結経常損益は3億5600万円の赤字(前の期は700万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、従来予想の5億3000万円の赤字を上回って着地。

★No.2　日本オラクル <4716>
　21年5月期第2四半期累計(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.9％増の330億円に伸びた。

★No.4　ＹＥデジタル <2354>
　21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比50.6％増の4.9億円に拡大し、通期計画の7億円に対する進捗率は前年同期の56.1％を上回る70.6％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6664> オプトエレ 　　ＪＱ 　 +28.92 　 12/24　本決算　　　　黒転
<4716> 日本オラクル 　東１ 　 +13.24 　 12/22　　上期　　　　9.90
<2402> アマナ 　　　　東Ｍ　　 +1.61 　 12/23　　　3Q　　　　赤拡
<2354> ＹＥデジタル 　東２　　 +1.49 　 12/24　　　3Q　　　 50.61

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした25日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース