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【通貨】外為サマリー:1ドル104円50銭前後で推移、日経平均の大幅高には反応薄

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=104円50銭前後と前日の午後5時時点に比べ4銭程度のドル高・円安となっている。

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=104円44銭前後と前日に比べ8銭程度のドル安・円高で取引を終えた。バイデン次期政権への円滑な移行期待などを背景に一時104円76銭まで上昇する場面もあったが、買い一巡後は伸び悩んだ。

 前日のNYダウが初の3万ドル超えとなり、この日の日経平均株価も大幅続伸となっているが、投資家がリスク選好姿勢を強める局面では安全通貨とされるドルと円はともに売られやすく、東京市場のドル円相場は104円50銭前後で方向感なく推移。世界的に新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあり、景気不安が再燃するリスクが依然として残っていることもドルの上値の重さにつながっているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1897ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=124円32銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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