【材料】トレードワークス---3Qは2ケタ増収、主力の金融ソリューション事業が好調に推移
Tワークス <日足> 「株探」多機能チャートより
トレードワークス<3997>は6日、2020年12月期第3四半期(20年1月-9月)決算を発表した。売上高は前年同期比22.6%増の13.10億円、営業損失は0.84億円(前年同期は0.62億円の損失)、経常損失は0.84億円(同0.61億円の損失)、四半期純損失は0.59億円(同0.45億円の損失)となった。
金融ソリューション事業の売上高は前年同期比26.0%増の11.78億円となった。フロー収入(開発案件)及びストック収入(月額使用料・保守及びクラウドサービス)共に予定どおり進捗した。
FXシステム事業の売上高は前年同期比0.6%増の1.19億円となった。既存顧客からの「TRAdING STUDIO」タブレット版の受注等新サービスの提供があった。
セキュリティ診断事業の売上高は前年同期比18.2%減の0.12億円となった。コロナ禍の状況下において一部既存顧客の契約更新の遅れ及び脆弱性診断規模の縮小等の影響があった。
2020年12月期通期の業績予想については、売上高は前期比16.3%増の23.13億円、営業利益は同15.6%増の1.44億円、経常利益は同14.4%増の1.44億円、当期純利益は同11.9%増の1.00億円とする期初計画を据え置いている。
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提供:フィスコ