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【市況】日経平均は229円高、米景気の先行き警戒感が後退

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は229円高(9時15分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、花王<4452>などがプラス寄与上位となっており、ソフトバンクGが1銘柄で42円程押し上げている。一方、コナミHD<9766>、ファーストリテ<9983>、安川電<6506>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、海運業、ゴム製品、繊維製品、金属製品、非鉄金属が値上がり率上位、鉱業、建設業、水産・農林業、その他製品、石油石炭製品が値下がり率上位となっている。

先週末の米国株式市場でダウ平均が4日ぶりに反発したことを受け、東京市場は買いが先行した。9月の米小売売上高や10月のミシガン大学消費者態度指数が市場予想を上回ったことから米景気の先行きに対する警戒感が後退した。また、国内の追加経済対策に対する期待感も株価支援要因となった。さらに、外為市場で1ドル=105円40銭台と先週末16日15時頃に比べ20銭ほど円安・ドル高に振れていることも安心感となった。一方で、欧米での新型コロナウイルス感染拡大への懸念が継続していることに加え、22日に米大統領選候補者のテレビ討論会を控えていることから積極的な買いを手控える向きもあったが、東京市場はここまで買い優勢の展開となっている。

《FA》

 提供:フィスコ

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