【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … インターアク、コスモス薬品、タマホーム　(10月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月9日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　前沢工業 <6489>
　21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は4.7億円の赤字(前年同期は3.8億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.2　サインポスト <3996>
　21年2月期の連結最終損益を従来予想の3億7800万円の赤字→7億3700万円の赤字(前期は2億6000万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を72.0％毀損する規模となった。

▲No.3　インターアク <7725>
　21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比57.6％減の1.9億円に大きく落ち込んだ。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6489> 前沢工業 　　　東１　　 -9.25 　 10/12　　　1Q　　　　赤拡
<3996> サインポスト 　東１　　 -8.40 　 10/12　　上期　　　　赤拡
<7725> インターアク 　東１　　 -6.09 　 10/12　　　1Q　　　-57.61
<9381> エーアイテイ 　東１　　 -4.87 　 10/12　　上期　　　 13.50
<2791> 大黒天 　　　　東１　　 -4.09 　 10/12　　　1Q　　　159.87

<7607> 進和 　　　　　東１　　 -3.94 　 10/12　本決算　　　-26.98
<3593> ホギメデ 　　　東１　　 -3.90 　 10/12　　上期　　　　3.01
<3546> アレンザＨＤ 　東１　　 -3.85 　 10/12　　上期　　　169.12
<6217> 津田駒 　　　　東１　　 -3.24 　 10/12　　　3Q　　　　赤転
<8260> 井筒屋 　　　　東１　　 -2.84 　 10/12　　上期　　　　赤転

<7516> コーナン 　　　東１　　 -1.39 　 10/12　　上期　　　 85.36
<8289> オリンピック 　東１　　 -1.28 　 10/12　　上期　　 1195.45
<3349> コスモス薬品 　東１　　 -1.19 　 10/12　　　1Q　　　 48.96
<1419> タマホーム 　　東１　　 -0.83 　 10/12　　　1Q　　　-36.15
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東１　　 -0.16 　 10/12　　　1Q　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース