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【材料】ドーン---1Qは増収・増益、ストック型の利用料収入が着実に増加

ドーン <日足> 「株探」多機能チャートより

ドーン<2303>は8日、2021年5月期第1四半期(20年6月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比12.6%増の2.19億円、営業利益が同7.8%増の0.54億円、経常利益が同6.7%増の0.55億円、四半期純利益が同0.2%増の0.38億円となった。

引き続き防災・防犯・救急といった安心・安全に係わる分野を中心に地方自治体等に対してクラウドサービスやGIS関連の受託開発の受注獲得に努めた。また、前年度に神戸市消防局及び小野市消防本部において実証実験を実施した映像通報システム「Live119」を7月1日より同2消防で本運用を開始し、この導入実績を基に全国の消防本部等に向けて営業を開始した。「NET119緊急通報システム」等のクラウドサービスの契約数が積み上がり、ストック型の利用料収入が着実に増加し、増収増益となった。なお、同社事業は顧客の決算期が集中する3月に売上計上される受注が多いため、第4四半期に売上高が偏重する傾向があることから、各四半期の業績に季節変動がある。

2021年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比4.8%増の11.00億円、営業利益が同13.8%増の3.30億円、経常利益が同13.3%増の3.33億円、当期純利益が同13.0%増の2.26億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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