【材料】<動意株・5日>(前引け)=santec、ドリコム、ネクステージ
santec <日足> 「株探」多機能チャートより
ドリコム<3793>=戻り足加速。スマートフォン向けゲームが好調で業績を押し上げているが、1月15日につけた年初来高値976円までにはまだだいぶ余裕があり、目先大幅高も依然として上値余地の大きさが意識されている。「ぼくとドラゴン」「ダービースタリオンマスターズ」などが収益寄与しているほか、共同運用の「魔界戦記ディスガイア」なども業績に貢献している。4~6月期営業利益は前年同期比5倍近い驚異的な伸びで6億2300万円と同期間の過去最高利益を達成している。通期業績予想は非開示ながら営業利益段階で前期比倍増の13億円前後が有望視されている。
ネクステージ<3186>=もみ合い離脱の動き。同社は中古車販売の大手で車種別の専門店を展開している。新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けていたが、ここにきて業績は回復歩調にある。同社が前週末2日取引終了後に発表した20年11月期第3四半期(12~8月)決算は営業利益が前年同期比24%減の37億1200万円だったが、通期計画の30億円を既に大幅に超過した。これを材料視する形で投資資金の流入を誘っている。同社株は信用取組も大幅に売り長で、直近の信用倍率は0.46倍と株式需給面からも空売り買い戻しを誘発しやすい。
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出所:MINKABU PRESS