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【材料】象印が反発、6~8月期営業利益は大幅増

象印 <日足> 「株探」多機能チャートより
 象印マホービン<7965>は反発。同社は1日、第3四半期累計(19年11月21日~20年8月20日)の連結決算を発表しており、売上高557億8200万円(前年同期比6.4%減)、営業利益39億2000万円(同4.5%減)、純利益26億7400万円(同12.3%減)となったが、6~8月期の営業利益は7億9800万円(前年同期1700万円)と大幅な増益となったことが好感されている。

 新型コロナウイルス感染症が拡大した影響でステンレスマホービンは低調に推移したことに加えて、海外売上高の為替の影響による円換算額が減少したことが響いた。ただ、少人数世帯の増加傾向もあり3合炊きサイズが前年実績を上回るなど炊飯ジャーが堅調に推移したほか、巣ごもり需要の高まりで電気調理器具の売り上げが増加したことが足もとの増益につながった。

 なお、20年11月期通期の業績予想は、売上高740億円(前期比6.5%減)、営業利益47億円(同13.7%減)、純利益31億円(同24.0%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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