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【材料】サンデーは大幅続落、上期営業利益3.7倍も材料出尽くし感強まる

サンデー <日足> 「株探」多機能チャートより
 サンデー<7450>は大幅続落している。同社が1日に発表した第2四半期累計(3~8月)単独決算が、売上高274億6700万円(前年同期比7.7%増)、営業利益13億7800万円(同3.7倍)、純利益9億800万円(同3.4倍)と大幅増益となったものの、同社株は9月中旬から上昇基調にあったため、目先の材料出尽くし感が強まっているようだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響による生活様式の変化に伴い、外出を自粛し家で過ごす時間が増加した人向けに家屋の補修や修繕に関する商材を提案したことで、木材、金物、工具、塗料などのDIYに関連する商品が増加した。また、降雨と気温上昇により、除草や殺虫に関連する商材の販売も好調だった。更に、緊急事態宣言解除後も、新型コロナウイルスの感染予防に関連する商材としてマスク、消毒液、除菌シートなどの販売も好調に推移した。

 同時に未定としていた21年2月期通期業績予想を発表し、売上高505億円(前期比2.4%増)、営業利益10億2000万円(同2.7倍)、純利益5億5000万円(前期4億6600万円の赤字)を見込むとしたが、下期は営業赤字に転落することもマイナス材料視されている。なお、同じく未定としていた期末一括配当は前期同様に10円を予定している。

出所:MINKABU PRESS

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