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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):牧野フ、オリエンタルランド、NESIC

OLC <日足> 「株探」多機能チャートより
■牧野フライス製作所 <6135>  4,130円  +105 円 (+2.6%)  本日終値
 牧野フライス製作所<6135>が4日ぶりに反発。SMBC日興証券が17日付で、投資判断「2」を継続し、目標株価を3620円から4310円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、北米を中心とした人件費の抑制効果が想定より大きく、損失幅が縮小するとして、21年3月期の営業損益予想を50億円の赤字から32億円の赤字へ、22年3月期の営業利益予想を36億円から53億円へ引き上げている。

■オリエンタルランド <4661>  15,115円  +335 円 (+2.3%)  本日終値
 オリエンタルランド<4661>が反発。17日の取引終了後、新型コロナウイルスの影響で開園を延期していた東京ディズニーランド史上最大規模の開発エリア内各施設を9月28日にオープンすることを決定したと発表しており、これが好感されたようだ。東京ディズニーランド大規模開発は、「ファンタジーランド」「トゥモローランド」「トゥーンタウン」にまたがる総開発面積約4万7000平方メートルの場所に約3年をかけて工事を行い、新施設を導入したもの。ディズニー映画「美女と野獣」をテーマにした大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」や「ベイマックスのハッピーライド」、ポップコーン専門ショップ「ビッグポップ」などがオープンするとしている。

■NECネッツエスアイ <1973>  2,070円  +36 円 (+1.8%)  本日終値
 NECネッツエスアイ<1973>が4日続伸。同社はきょう、自社の自律走行型配送ロボット「YUNJI DELI(ユンジ デリ)」活用サービスが、東京都の「多種多様なロボット連携による安心・安全なエリアマネジメント実現に向けた実証」に採択されたことを明らかにした。この実証実験はHANEDA INNOVATION CITYで、きょうから20日まで実施される予定。内容は、フードコートエリアでの配送を行い、実環境での走行の確認や飲食店における運用方法の検討、感染症対策の観点から必要となる対策や運用方法の確認、来場者やスタッフのロボットに対する反応・リアクションの確認などとなっている。

■パーク24 <4666>  1,837円  +28 円 (+1.6%)  本日終値
 パーク24<4666>は続伸。SMBC日興証券は17日、同社株の投資評価「2」を継続するとともに、目標株価は1930円から2000円に引き上げた。同社は15日に第3四半期(19年11月~20年7月)の決算発表を行い、同期累計の連結営業損益は118億2500万円の赤字となったことを明らかにした。国内外駐車場、モビリティ事業(カーシェア、レンタカー)ともに固定費が大きく、新型コロナウイルス感染拡大による利用率低下が響いた。ただ、カーシェアの売り上げ回復や地主への地代支払い減額などコスト抑制が想定以上に進んでいることから、同証券では20年10月通期の同損益は124億円の赤字と会社計画(242億円の赤字)に対して大幅な上振れを予想している。しかし、財務体質悪化や海外事業減損リスクなどを考慮すれば、短期的には大幅な株価アップサイドは見込みにくいともみている。

■I-PEX <6640>  2,321円  +35 円 (+1.5%)  本日終値
 I-PEX<6640>が続伸。岩井コスモ証券は17日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は2800円を継続した。同社はコネクター大手で、今年8月、「第一精工」から「I-PEX」へ社名変更している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で20年12月期の連結営業利益は24億円から19億円(前期比26.2%増)に下方修正することが8月上旬に発表されているが、同証券では同社は今後、事業の選別を進めて利益率の高い事業にシフトする方針を強めていることを指摘。21年12月期の同利益は22億5000万円と増益に転換することを予想している。

■マーベラス <7844>  810円  +8 円 (+1.0%)  本日終値
 マーベラス<7844>がしっかり。17日の取引終了後、タカラトミーアーツ(東京都葛飾区)との共同事業として展開する「ポケットモンスター」のキッズアミューズメントマシン最新作「ポケモンメザスタ」の稼働を開始したと発表しており、これが好感された。同マシンは、キッズアミューズメント市場において大人気を博した「ポケモンガオーレ」の後継機種で、ポケモンを捕まえ、筐体から配出される「タグ」を集めるアミューズメントマシン。「ポケモンガオーレ」の特徴である超大型モニターはそのままに、ポケモンアミューズメントマシンでは初となる「協力バトル」ができる「ツイン筐体」となっており、左右でプレイヤーがそれぞれゲームをしていると、通常は2つに分かれている画面がつながる「スペシャルタッグバトル」が発生し、白熱の協力バトルを大迫力のワイド画面で楽しむことができるという。

■三洋化成工業 <4471>  4,990円  +10 円 (+0.2%)  本日終値
 三洋化成工業<4471>が4日ぶりに反発。同社は17日、子会社のSDPグローバルが脱水性に優れる高吸収性樹脂(SAP)を開発したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。SAPは紙おむつなどの衛生用品の吸収材として使用されているが、近年、一般ごみとして増加しつつある使用済み紙おむつの処理を巡って、国や民間企業で下水道への紙おむつ受け入れやリサイクルの検討が進められている。SDPグローバルが新たに開発したSAPは、膨潤後塩化カルシウムなどで処理すると速やかに脱水し、優れた脱水性を発揮することから、衛生用品の新しい回収・リサイクルシステムの構築を後押しするものとして期待されている。

■クスリアオキ <3549>  9,240円  -410 円 (-4.3%)  本日終値
 クスリのアオキホールディングス<3549>は大幅反落。17日の取引終了後に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)連結決算は、売上高776億6900万円(前年同期比7.6%増)、営業利益47億6900万円(同41.0%増)、純利益35億9200万円(同41.9%増)と大幅増益となったものの、月次動向などから好決算は織り込み済みとの見方が強く、この日は材料出尽くし感から利益確定売りが出たようだ。感染症防止対策としてのマスクや消毒液などの衛生関連商品、外出自粛に伴う食料品・日用品などの需要が急増し、来店客数の増加が売り上げ増を牽引した。また、ドラッグストア8店舗、ドラッグストア併設調剤薬局30店舗を新規に出店したことも寄与した。なお、21年5月期通期業績予想は、売上高3120億円(前期比3.9%増)、営業利益165億円(同0.9%増)、純利益118億円(同5.0%減)の従来見通しを据え置いている。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,545円  -72 円 (-1.1%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が売り優勢。前日の米国株市場では引き続きハイテクセクターへの売りが目立ち、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続落で25日移動平均線を下回って推移している。これが米ハイテク株のオプション取引でコール(買う権利)を大量に購入しているとみられる同社株にはネガティブに働いている。一方、直近では同社が傘下に置く英半導体設計大手のアームの株式を米画像処理半導体大手のエヌビディアに売却し、その対価としてエヌビディアの株式を保有する計画にあることが材料視され、これがプラス材料として今月中旬に大きく株価水準を切り上げた経緯がある。時価は戻り一服となっているが、強弱観が対立し商いも活発化している。

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