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【市況】後場の日経平均は46円高でスタート、ソフトバンクGやレーザーテックなどが高い/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23501.23 (+46.34)
TOPIX  : 1647.33 (+6.49)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比46.34円高の23501.23円と前引から若干上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は若干上げ幅を拡大。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=105円20銭近辺と朝方より円高で推移。午前の日経平均は米国市場でダウ平均株価が値を消したことや、為替相場が円高に推移したことを受けて続落でスタートした。寄り付き後は一時、下げ幅を拡大する場面があったものの、トランプ米大統領が新型コロナワクチンは3~4週間後に完成の可能性と述べたことが市場に伝わり、リスクセンチメントが改善し日経平均はプラス圏に上昇となった。また、11時にソニー<6758>はPS5の減産を計画していないと日本経済新聞が報じたことで、ソニーが上げ幅を拡大したことも相場の上昇に寄与した。そのほか、メルカリ<4385>傘下のメルペイでも不審な利用があったと報じられているが同社株には別段の影響はないもようだ。後場の日経平均は前場終値より若干上げ幅を拡大してスタートし、寄り付き後は、ほぼ横ばいで推移している。

 セクター別では、情報・通信業、医薬品、食料品、精密機器などが上昇率上位となっており、一方、海運業、ゴム製品、鉱業、空運業が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソフトバンク<9434>、ソニー、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>が高く、ファーストリテイリング<9983>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、JR東海<9022>、ファナック<6954>が安い。
《HH》

 提供:フィスコ

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