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【材料】鎌倉新書は冴えない動き、21年1月期業績予想を下方修正

鎌倉新書 <日足> 「株探」多機能チャートより
 鎌倉新書<6184>は冴えない動きとなっている。10日の取引終了後、21年1月期の連結業績予想について、売上高を40億円から33億9000万円(前期比3.9%増)へ、営業利益を5億1000万円から2億6500万円(同66.9%減)へ、最終利益を3億3000万円から1億7000万円(同73.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、お墓の買い控えが起こり、墓成約数が減少したほか、葬儀施工単価の下落により低価格層の葬儀成約数が減少したことが要因。また、新規サービス事業では、主に保険事業、不動産事業と、セミナーやアライアンスを中心としたオフライン集客を計画していたが、新型コロナウイルス感染症による経済活動の縮小を受けて、新サービスやオフライン集客の活動の進捗が大幅に遅れていることも響くとしている。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(2~7月)決算は、売上高13億8600万円(前年同期比4.9%減)、営業損益8100万円の赤字(前年同期3億1700万円の黒字)、最終損益7800万円の赤字(同2億5400万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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