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【市況】東京株式(前引け)=反発、米株高で買い戻し優勢も上値に重さ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 10日前引けの日経平均株価は前営業日比119円82銭高の2万3152円36銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億7568万株、売買代金概算は9047億2000万円。値上がり銘柄数は1336、対して値下がり銘柄数は701、変わらずは133銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力株中心に買い戻しが優勢となり、日経平均は反発に転じた。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合指数など揃って大きく切り返したことで目先の市場心理が改善した。アジア株が総じて堅調だったことも追い風材料に。ただ、日経平均の上値も重く2万3200円台では戻り売りに押される展開となった。値上がり銘柄数は全体の6割にとどまり、売買代金も1兆円に届かなかった。

 個別では任天堂<7974>が高く、ソニー<6758>も堅調。日本電産<6594>が商いを伴い上昇、ファナック<6954>も買いが優勢。チェンジ<3962>も物色人気。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>がストップ高に買われ、ビューティガレージ<3180>も一時値幅制限いっぱいまで上昇した。半面、東京エレクトロン<8035>が朝高後に軟化、スズキ<7269>も売りに押された。トビラシステムズ<4441>が急落、ディー・エル・イー<3686>も大幅安。レオパレス21<8848>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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