【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:KIYOは一時ストップ高まで急騰し上場来高値を連日で更新、ビープラッツがストップ高
カオナビ <日足> 「株探」多機能チャートより
<4435> カオナビ 5670 -110
5日ぶり反落。30万株の立会外分売を実施すると発表している。分売予定期間は11-15日。分売値段は実施日の前日終値などを基準に決定する。株式分布状況の改善と流動性向上を図ることが目的。株式需給の悪化に対する警戒感が投資家の間に広がり。売りが優勢に。
<2191> テラ 1181 +27
3日ぶり反発。20年12月期第2四半期(20年4-6月)に医療機器の売却による固定資産売却益0.74億円を特別利益として、医療法人の債務引き受けに伴う解決金0.465億円を特別損失として計上すると発表している。また、株式報酬費用4.50億円を販管費として、0.02億円を売上原価として計上するが、現金支出は発生しないとしている。
<4381> ビープラッツ 3900 +700
ストップ高を付け、連日で年初来高値を更新。トヨタカローラ鹿児島(鹿児島市)が展開する「POLDER Terrace Weekday Car-Wash Subscription」にサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」が採用されたと発表している。今後もトヨタファイナンス(名古屋市)と連携し、全国のトヨタ販売店のサブスクリプションサービスに展開していくとしている。
<7353> KIYO 9560 +1170
一時ストップ高まで急騰し上場来高値を連日で更新。大和アセットマネジメント(東京都千代田区)が14万2400株を取得し、保有割合が6.48%になったことが4日の大量保有報告書で判明し、買い材料視されている。証券投資信託の財産としての保有が目的。
<6659> メディアL 466 +80
ストップ比例配分。前日の取引時間中に中国最大の通信サービス事業者がメディアリンクスのMD8000ソリューションを採用したと発表し、引き続き買い材料視されている。中国全土をカバーする放送ネットワークの複数サイトでの運用に向け、IPネットワークを介して安全性や信頼性の高いメディア映像伝送を可能にするという。
<9425> 日本テレホン 659 +100
ストップ高。2日に記録した年初来高値を更新。自民党総裁選に出馬する菅義偉官房長官が携帯電話料金の値下げに言及しており、引き続き買い材料視されている。菅氏は出馬会見で「事業者間で競争が働く仕組みをさらに徹底していきたい」と強調、その後も同様の発言を繰り返している。携帯電話の販売・サービス代理店を展開する同社にとって追い風になるとの思惑から投資資金が流入しているようだ。
<7521> ムサシ 2149 +103
後場一時ストップ高。世界初のデュアルスキャン機能を搭載したアパーチュアカードスキャナ「DS-6」を発売したと発表している。アパーチュアカード(図面等のマイクロフィルムを含むカード)のマイクロフィルム部分とカード記載面を同時にスキャニングできる。従来は別々にスキャニングしていた作業を1回でできるため、デジタル化作業の大幅な効率化が図れるとしている。
《ST》
提供:フィスコ