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【市況】株価指数先物【引け後コメント】NT倍率は3日続落となり、支持線レベルまで低下、クレディスイスは再びショートポジション


大証9月限
日経225先物 22390 -120 (-0.53%)
TOPIX先物 1550.5 -0.5 (-0.32%)

 日経225先物は、前日比120円安(-0.53%)の2万2390円で取引を終了。寄り付きは2万2480円とシカゴ先物清算値(2万2470円)にサヤ寄せする形で始まり、現物の寄り付き直後に2万2570円まで切り返した。しかし、指数寄与度の大きい東京エレクトロン <8035> などハイテク株の一角や医薬品株への利益確定の動きが強まるなか、11時以降は急速に下押す流れとなっている。前引けのTOPIXが下げていたことから日銀のETF買い入れへの期待が若干はあったが、2万2400円を挟んでの保ち合いが継続。戻りの鈍さから後場半ばには2万2340円まで下げ幅を広げる場面もみられた。

 日経225先物は弱含みの展開となったが商いは膨れておらず、ポジションを傾けたというよりは短期的な売買中心による値動きだろう。25日移動平均線を挟んでこう着が続き、同線を下回っても5日移動平均を割り込んでくる流れにはならなかった。指数寄与度の大きい値がさハイテク株の利益確定売りの影響もあり、NT倍率は3日続落となり、先物中心限月ではこれまで支持線として機能している25日移動平均線まで低下している。引き続き支持線として機能するようであれば、いったんNTロングに転換する。しかし、日経225型の戻りの鈍さが意識されており、リバウンド場面で改めてNTショートのポジションを積み上げる形になりそうだ。

 なお、手口面では、日経225先物は野村が180枚、クレディスイスが360枚程度の売り越しに対して、SBIが410枚、マネックスが230枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが940枚、モルガンSが840枚、ゴールドマンが830枚、クレディスイスが530枚程度の売り越し。一方で野村が1580枚程度の買い越しだった。野村はNTショート、クレディスイスはCTA経由のショートポジションとみられる。

株探ニュース

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