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【通貨】外為サマリー:一時1ドル106円40銭台に上昇、日経平均の上昇が支援材料

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=106円16銭前後と前週末の午後5時時点に比べ1円70銭強のドル高・円安となっている。

 7月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円83銭前後と前日に比べ1円10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。週末・月末を迎え、足もとで売り込まれていたドルを買い戻す動きが活発化。日本の金融当局が過度な円高進行に警戒感を強めているとの観測もあるなか、一時106円05銭まで上昇した。

 東京市場に移ってからもドル買い・円売りが優勢で、午前9時30分過ぎには106円43銭をつける場面があった。日経平均株価の大幅高が支援材料となっているほか、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が朝方に米マラソン・ペトロリアムのコンビニ併設型ガソリンスタンド部門「スピードウェイ」を買収すると発表したことでドル資金の調達思惑などが浮上しているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1753ドル前後と前週末の午後5時時点に比べ0.0120ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=124円78銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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