【市況】東京株式(前引け)=122円安、下値に買いが入り下げ渋る
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
先週末にNYダウが下落したほか、為替相場は1ドル=105円後半への急激な円高が進行したことを受け、日経平均株価は朝方に一時、22日に比べ300円を超す下落となる場面があった。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋る展開。日銀のETF買いへの警戒感もあり、下値を売り叩く展開はみられなかった。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が安い。任天堂<7974>やソニー<6758>、キーエンス<6861>が値を下げ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といった銀行株も軟調だった。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が値を上げ、日本電産<6594>が続伸した。ネットワンシステムズ<7518>が値を上げ、NTT<9432>や小野薬品工業<4528>、第一三共<4568>がしっかり。プレシジョンシステム・サイエンス<7707>やAiming<3911>が急伸した。
出所:MINKABU PRESS