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【市況】日経VI:低下、模様眺め気分強く先週末水準近辺で推移

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比-0.14pt(下落率-0.62%)の22.48ptと低下した。なお、高値は23.24pt、安値は22.17pt。今日の東京市場は、新型コロナ感染拡大への警戒感や、欧米諸国と中国の対立懸念などが上値を抑えた一方、ワクチン開発への期待や、日銀ETF買入れ観測などが下値支持要因となり、動きがとりづらかった。また、今週は3日間のみの取引ということもあり模様眺め気分も強く、日経225先物は方向感の定まらない動きとなり、日経VIは終日、先週末水準近辺で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《YN》

 提供:フィスコ

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