【材料】トーセイが急反落、棚卸資産評価損計上などで20年11月期業績予想を下方修正
トーセイ <日足> 「株探」多機能チャートより
新型コロナウイルス感染症が長期化するなか、これまでは旺盛だった投資家の不動産投資意欲に慎重姿勢が強まっており、一部の金融機関においても融資に対する審査姿勢に変化が見られており、これを受けて、下期の不動産流動化事業および不動産開発事業の一部販売予定物件の販売時期を翌期以降にすることが要因としている。また、ホテル施設を中心に予想販売価額が予想原価を下回ったことから、棚卸資産評価損を売上原価に計上することも響くとしている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(19年12月~20年5月)決算は、売上高450億5000万円(前年同期比30.8%増)、営業利益21億7000万円(同72.7%減)、純利益11億4700万円(同78.1%減)だった。
出所:MINKABU PRESS