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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):エスプール、ヤマトHD、オービック

エスプール <日足> 「株探」多機能チャートより
■リテールパートナーズ <8167>  1,838円  +206 円 (+12.6%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 リテールパートナーズ<8167>は急騰。きょう10時30分ごろ、21年2月期の連結業績予想について、売上高を2283億円から2363億円(前期比3.3%増)へ、営業利益を40億円から62億5000万円(同39.9%増)へ、純利益を26億円から42億5000万円(同89.7%増)へ上方修正すると発表しており、一転して増収増益見込みとなったことが好感されたようだ。第2四半期累計期間において、マスクや消毒液などの衛生用品や内食需要の高まりによる売り上げが大きく伸長し、また特売の自粛による売上総利益率の上昇などが業績を大きく押し上げる見込みとなった。

■エムティーアイ <9438>  728円  +56 円 (+8.3%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 エムティーアイ<9438>が大幅続伸。同社は1日、自社の基礎体温記録アプリ「ルナルナ 体温ノート」が、オムロン<6645>グループのオムロンヘルスケアの婦人電子体温計「MC-652LC」とデータの連携を開始したと発表。これにより、国内すべての転送機能付き婦人体温計との連携が可能になったといい、ユーザ数の更なる拡大などが期待されているようだ。また同日には、埼玉県杉戸町や埼玉県秩父市、岡山県玉野市、山口県田布施町、兵庫県小野市、兵庫県多可町、広島県庄原市で母子手帳アプリ「母子モ」の提供を開始したことも明らかにしている。

■エスプール <2471>  780円  +56 円 (+7.7%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 エスプール<2471>は大幅反発。1日取引終了後、集計中の第2四半期累計(19年12月~20年5月)連結業績予想について、売上高を96億3300万円から97億5900万円(前年同期比17.6%増)へ、営業利益を7億8800万円から9億9100万円(同29.9%増)へ、純利益を5億900万円から6億8800万円(同38.7%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが流入した。売上高は、新型コロナウイルス感染症の拡大で一部業務の縮小や延期があったものの、ロジスティクスアウトソーシングサービスで、巣ごもり需要によりEC通販業務が増加したことなどが牽引した。損益面では、人材アウトソーシングサービスの増収効果に加えて、派遣スタッフの募集費などの販管費や、障がい者雇用支援サービスで農園の建設費用を抑えたことなどが寄与した。なお、20年11月期通期業績予想は、景気動向などに伴う不確定要素があるとして従来見通しを据え置いている。

■富士製薬工業 <4554>  1,206円  +68 円 (+6.0%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 富士製薬工業<4554>は急反発。1日の取引終了後、20年9月期の連結業績予想について、純利益を4億9200万円から16億6400万円(前期比43.8%減)へ上方修正すると発表しており、これが好感された。第2四半期累計期間の末日時点で投資有価証券の評価損を見込んでいたが、その後対象有価証券の時価が回復したことから、投資有価証券の評価損11億7200万円を戻入計上するという。なお、売上高338億3000万円(同6.8%減)、営業利益25億7100万円(同38.4%減)については、従来見通しを据え置いている。

■ヤマトホールディングス <9064>  2,446円  +91 円 (+3.9%)  本日終値
 ヤマトホールディングス<9064>が続伸。年初来高値近辺で強い動きをみせている。新型コロナウイルス感染拡大への警戒感が国内外で高まるなか、市場ではコロナ耐性の強い銘柄に改めて着目する動きが出ている。移動制限が復活する可能性も取りざたされるなか、個人消費も再び“巣ごもり消費”の傾向を強めるとの見方が強まっており、EC市場拡大で潤うセクターに注目が集まりやすい。同社はEC市場拡大に伴う配送需要の増加が追い風となるほか、コロナショック後に顕在化している人件費の低下が収益押し上げ要因になるとみられている。

■H2Oリテイ <8242>  720円  +16 円 (+2.3%)  本日終値
 エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>は反発。1日の取引終了後に発表した6月度の売上速報で、全店合計売上高が前年同月比10.0%減と前月の同64.1%減から大きく減収率が縮小しており、これが好感されている。5月21日にほぼ全面的に営業を再開したものの、6月中も時短営業となり、集客につながる催事や販促施策の自粛を継続したことが響いた。ただ、来店客の集中を避けるために前倒ししたクリアランスなどが売り上げを底上げした。

■オービック <4684>  18,950円  +320 円 (+1.7%)  本日終値
 オービック<4684>が4日ぶりに反発。2日付の日本経済新聞朝刊で「オービックの2020年4~6月期の連結営業利益は前年同期比1割増の115億円程度になったもようだ」と報じられており、これを材料視する買いが入った。記事によると、大企業や中堅企業向けに業務効率改善のためのクラウドサービスが伸びたという。同社株はIT系グロース株として人気が根強く、全体相場が膠着状態にある中、上場来高値圏で頑強な動きを続けている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,630円  +79 円 (+1.4%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が3連騰、東証1部上場企業のなかで断トツの売買代金をこなし、上値指向を継続している。新型コロナウイルス感染拡大による投資先企業の価値減少などが収益に大きなダメージを与えたものの、保有株売却などで財務不安への思惑は後退、自社株買いなどに前向きなこともあり、株価は空売り玉を飲み込む形で上値指向が強い。「6月下旬以降にリリースされた国内外の証券会社リポートで概ね強気の目標株価が設定されていることも買い安心感につながっている」(国内証券アナリスト)という。

■ユニ・チャーム <8113>  4,465円  +62 円 (+1.4%)  本日終値
 ユニ・チャーム<8113>をはじめ中京医薬品<4558>、マナック<4364>、興研<7963>などのマスク・除菌剤関連や赤外線サーモグラフィーを手掛ける日本アビオニクス<6946>など新型コロナウイルス対策関連銘柄が急動意している。きょう昼過ぎ、東京都内で新たに100人以上の感染者を確認したと複数のメディアが報じており、これを手掛かり材料に関連銘柄に再び関心が向かったようだ。ただ、買い一巡後は伸び悩む銘柄もある。

■テルモ <4543>  4,078円  +52 円 (+1.3%)  本日終値
 テルモ<4543>が反発。同社は1日、MICIN(東京都千代田区)と糖尿病治療支援システムの共同開発を開始したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。このシステムは、個々の患者の血糖値や食事・運動・服薬などの情報に基づき糖尿病治療を支援することを目的としたデジタル治療。デジタル治療とは、医学的エビデンスに基づいたソフトウェアによる治療介入で、疾病の管理だけでなく、予防・治療を支援する治療法で、患者ひとりひとりに合わせた個別化医療を支援できること、受診する間の診療空白期間にも介入支援できること、蓄積されるデータで治療法の向上を図れることなどから、特に慢性疾患での活用が期待されている。

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