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【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、米株高受けリスク選好の買い優勢 (6月30日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22335.10
高値  22448.30(10:40)
安値  22273.38(14:59)
大引け 22288.14(前日比 +293.10 、 +1.33% )

売買高  12億4084万株 (東証1部概算)
売買代金  2兆2425億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反発、前日の米株高受けリスク選好の流れに
 2.米国では経済指標が市場予測上回り、これを好感して急反発
 3.為替がドル高・円安方向に振れたことなどもポジティブ材料
 4.取引時間中は中国PMI改善なども市場心理を強気に傾ける
 5.終盤は手仕舞い売りで伸び悩み、日経平均はほぼ安値引けに

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前週末比580ドル高と反発した。運航停止中の主力小型機「737MAX」の試験飛行再開でボーイングが急伸したほか、5月の仮契約住宅販売指数などの経済指標が好調だったことも好感された。

 東京市場では、朝方から買い優勢の展開で日経平均株価は一時400円を超える上昇をみせた。ただ、終盤に戻り売り圧力が顕在化し急速に伸び悩んだ。

 30日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウナスダック総合指数など主要株指数が急反発したことを受けリスクオフの巻き戻しが入る格好となった。米国では発表された経済指標が市場予測を上回り景気に対する悲観的な見方が後退、外国為替市場でドル高・円安方向に振れたことも東京市場ではポジティブ材料となった。取引時間中は6月の中国製造業PMIが改善したことなども市場心理を強気に傾ける材料となった。ただ、2万2400円台では戻り売り圧力も強く引けにかけ手仕舞い売りで全体指数は上げ幅を縮小した。日経平均はきょうのほぼ安値圏で着地している。中小型株は利益確定売りに軟化するものも目立っており、東証1部の値上がり銘柄数は全体の5割にとどまった。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が1000円超の上昇をみせたほか、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、ダイキン工業<6367>などが上昇した。SUMCO<3436>も高い。東京海上ホールディングス<8766>が買い優勢、エムスリー<2413>、三菱商事<8058>なども堅調。E・Jホールディングス<2153>、ニーズウェル<3992>などが大幅高に買われ、日本電子材料<6855>、Orchestra Holdings<6533>なども大きく水準を切り上げた。
 半面、レーザーテック<6920>が利益確定売りに反落、GMOクラウド<3788>は大幅安となった。富士通<6702>も軟調、SMC<6273>も下落した。丸文<7537>が急落、アイロムグループ<2372>、システム情報<3677>なども大幅安。J.フロント リテイリング<3086>の下げも目立った。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、SBG <9984> 、ダイキン <6367> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約97円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、アステラス <4503> 、武田 <4502> 、Jフロント <3086> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約11円。うち6円は中外薬1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)空運業、(3)不動産業、(4)非鉄金属、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)医薬品、(3)倉庫運輸関連、(4)精密機器、(5)陸運業。

■個別材料株

△JESCO <1434> [東証2]
 外国人人材紹介・人材派遣の新会社を設立。
△E・JHD <2153>
 前期経常を53%上方修正・24期ぶり最高益更新へ。
△DCM <3050>
 第1四半期7割営業増益。
△ジェクシード <3719> [JQ]
 AI事業などを手掛けるシャンティと業務提携。
△宇部興 <4208>
 岩井コスモ証券は「B+」を継続。
△広栄化学 <4367> [東証2]
 レムデシビル原材料用途のピロールを生産開始。
△アース製薬 <4985>
 上期業績予想を上方修正。
△アドベンチャ <6030> [東証M]
 「skyticketホテル」の申込金額32%増。
△MSコンサル <6555>
 新型コロナウイルス対策覆面調査を提供開始。
△ケーヨー <8168>
 3-5月期経常は6倍増益で上期計画を超過。

▼Jフロント <3086>
 21年2月期見通しを一転赤字に下方修正。
▼ハイデ日高 <7611>
 3-5月期(1Q)経常は赤字転落で着地。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)E・JHD <2153> 、(2)DVx <3079> 、(3)ニーズウェル <3992> 、(4)東エレデバ <2760> 、(5)大真空 <6962> 、(6)Br.HD <1726> 、(7)アゴーラHG <9704> 、(8)電子材料 <6855> 、(9)MSコンサル <6555> 、(10)オーケストラ <6533> 。
 値下がり率上位10傑は(1)丸文 <7537> 、(2)GMOクラウ <3788> 、(3)日新 <9066> 、(4)クスリアオキ <3549> 、(5)オエノンHD <2533> 、(6)泉州電 <9824> 、(7)アイロムG <2372> 、(8)システム情報 <3677> 、(9)GMO-PG <3769> 、(10)ニイタカ <4465> 。

【大引け】

 日経平均は前日比293.10円(1.33%)高の2万2288.14円。TOPIXは前日比9.55(0.62%)高の1558.77。出来高は概算で12億4084万株。東証1部の値上がり銘柄数は1093、値下がり銘柄数は991となった。日経ジャスダック平均は3442.90円(6.66円高)。

[2020年6月30日]


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