【通貨】外為サマリー:1ドル106円90銭台で推移、ユーロが対ドルや対円で堅調
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=106円91銭前後と前週末に比べ4銭程度のドル高・円安で終えた。新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が引き続き重荷となった半面、売り先行で始まったNYダウが切り返したことが下支え。売り買いが交錯するなか、安値106円79銭、高値106円96銭と狭いレンジで推移した。
東京市場に移ってからも方向感は出ておらず、106円90銭台を中心とした動き。日経平均株価は反発しているもののドル円相場の反応は限定的で、このところ107円台前半で上値を抑えられる展開が続いていることが意識されているようだ。一方、ユーロが堅調に推移。足もとで下落していた反動に加え、22日に発表されたユーロ圏6月消費者信頼感指数(速報値)が市場予想を上回ったことが支援材料となっているようだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1267ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=120円50銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安となっている。
出所:MINKABU PRESS