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【市況】株価指数先物【昼のコメント】売り先行後は底堅く推移、ショートポジションは積み上がりづらい


 日経225先物は11時30分時点、前日比50円安の2万2460円(-0.22%)前後で推移している。米国でのコロナ感染第2波への警戒感から、日経225の寄り付きは2万2280円とシカゴ先物清算値(2万2290円)にサヤ寄せして始まった。

 しかし、現物の寄り付き直後に付けた2万2240円を安値にじりじりと下げ幅を縮小し、現物の前引け後は2万2490円まで下落幅を縮めた。先週末の米国市場の NYダウ、S&P500の下げについては、日本のメジャーSQにあたるクアドプルウィッチングによるボラティリティ上昇の影響もあったとみられ、改めて嫌気する流れとはならなかった。

 前引けのTOPIXは0.04%の下げとなり、日銀のETF買いはないだろう。ただし、このところはETF買い入れのタイミングを見極めることが難しくなっており、ショートポジションは積み上がりづらいとみられる。そのほか、グローベックスの米株先物ではNYダウが100ドル高ほどで推移している。中国市場は小幅ながらプラス圏で推移していることもあり、米中非公式会合で、中国が第1段階貿易合意である米農産物購入を確約したことなども材料視されやすいだろう。

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