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【市況】日経平均は170円安でスタート、東エレクやリクルートHDが軟調/寄り付き概況


日経平均 : 22135.27 (-170.21)
TOPIX  : 1562.32 (-8.36)

[寄り付き概況]

 15日の日経平均は前週末比170.21円安の22135.27円と3日続落でスタート。12日の米国株式相場でダウ平均は477.37ドル高の25605.54ドル、ナスダックは96.08ポイント高の9588.81ポイントで取引を終了。6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や5月の輸入物価指数が予想を上回ったため景気見通しの改善を好感して大きく上昇して寄り付いた。しかし、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)が、今後ウイルス感染者数が劇的に増加した場合、厳しい予防措置が再び必要になると警告したことが嫌気され、一時下落に転じる局面も。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の22150円。米アトランタで警官による黒人男性射殺問題が新たに発生し暴動への影響が懸念される他、14日には東京都において47人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことが伝わるなど、手控え要因も多い中、日経平均は売りが先行。寄り付き後も様子見ムードがうかがえる展開に。

 売買代金上位では、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、日本航空<9201>、オリックス<8591>などが軟調。業種別では、空運、不動産、海運、非鉄金属などが下落率上位で推移。
《US》

 提供:フィスコ

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