【市況】東京株式(前引け)=前日比78円安、様子見で方向感に欠ける
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
4日の米株式市場ではNYダウは小幅高だったが、主力IT関連株が軟調でナスダック指数は下落した。この流れを受けたこの日の日経平均株価は反落。前日まで4日続伸していたこともあり、高値警戒感から売りが優勢となっている。週末で積極的にポジションを取ることは控えられているほか、今晩は米5月雇用統計が発表されることもあり、方向感に欠け様子見姿勢となっている。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やソニー<6758>、キーエンス<6861>が安く、東京海上ホールディングス<8766>や武田薬品工業<4502>が値を下げた。オンコリスバイオファーマ<4588>やFRONTEO<2158>が売られた。
半面、任天堂<7974>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株が値を上げた。日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>といった空運株が高い。テラ<2191>やファーマフーズ<2929>も買われた。
出所:MINKABU PRESS