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【材料】アルチザはカイ気配スタート、20年7月期業績予想の上方修正と5G向けテストソリューション納入好感

アルチザ <日足> 「株探」多機能チャートより
 アルチザネットワークス<6778>はカイ気配スタートとなっている。4日の取引終了後、20年7月期の連結業績予想について、売上高を30億円から32億4000万円(前期比23.2%増)へ、営業利益を2億5000万円から3億7000万円(同5.0倍)へ、最終利益を1億5000万円から2億6500万円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、主力のモバイルネットワークソリューションで海外販売が計画を下回っているものの、国内では5G向け製品の販売が予想を大きく上回って推移していることが売上高・利益を押し上げる。また、業績予想の修正に伴い、期末一括配当予想を3円から6円に引き上げた。

 なお、第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高22億5500万円(前年同期比50.1%増)、営業利益3億1700万円(前年同期3億8300万円の赤字)、最終利益2億2000万円(同2億6900万円の赤字)だった。

 同時に、NEC<6701>とNTTドコモ<9437>に5G向けテストソリューションを納入したと発表。また、富士通<6702>からは5G向けテストソリューションを使用した基地局の評価業務を受注したとあわせて発表しており、これも好材料視されている。

出所:MINKABU PRESS

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