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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 ノーリツ鋼機、ジーエヌアイ、オープンH (15日大引け後 発表分)

ノーリツ鋼機 <日足> 「株探」多機能チャートより
【お知らせ】新型コロナウイルスの感染拡大で決算発表を延期する企業が相次いでいるため、決算集中期間を5月29日まで延長いたします。
それに伴い、5月29日までは『決算特報』を毎日3本配信します。
 1.★本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信
 3.★本日の【イチオシ決算】      <21時>に配信
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【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
 1.★本日の【サプライズ決算】 超速報    <15時10分>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信
引き続きご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。


 15日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ノーリツ鋼機 <7744>   ★今期営業は2倍増益へ
 ◆20年3月期の連結営業利益は前の期比37.5%減の37.8億円に落ち込んだものの、続く21年3月期は前期比2.0倍の77億円に急拡大する見通しとなった。今期は4月にパイオニアから買収したDJ機器メーカーのアルファシータの業績上積みなどで、33.6%の大幅増収を見込む。

 ジーエヌアイ <2160> [東証M]  ★1-3月期(1Q)税引き前は47%増益で着地
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比46.6%増の3.9億円に拡大して着地。中国で主力の特発性肺線維症治療薬「アイスーリュイ」が引き続き増勢だったことが寄与。ヘルスケア事業ではマスクなどの販売が大幅に増加したほか、米国医療機器事業も収益を確保した。

 オープンハウス <3288>   ★今期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆20年9月期の連結経常利益を従来予想の630億円→770億円に22.2%上方修正。増益率が14.7%増→40.2%増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。新型コロナウイルスの影響などで売上高は計画未達となるものの、プレサンスコーポレーション <3254> の株式取得に伴う持分法投資損益と負ののれんを計上することが利益を押し上げる。

 ベガコーポ <3542> [東証M]  ★今期経常は3.4倍増益へ
 ◆20年3月期の経常損益(非連結)は1.4億円の黒字(前の期は2.5億円の赤字)に浮上して着地。続く21年3月期の同利益は前期比3.4倍の5億円に急拡大する見通しとなった。今期もネット専売の家具「LOWYA」で自社サイトの販売強化とブランド認知拡大に注力し、2ケタ増収を見込む。利益面では商品構成の見直しや高利益率商品の開発、物流コストの抑制を図る。

 DIT <3916>   ★7-3月期(3Q累計)経常は24%増益・通期計画を超過
 ◆20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比23.7%増の11.8億円に伸びて着地。公共系や製造業向けシステム開発を中心に好採算案件へのシフトが進み、運用サポートも伸びた。車載機器向け組み込みシステム案件の受注好調に加え、システム販売事業の収益が拡大したことも大幅増益に貢献した。
  通期計画の11.7億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 マイネット <3928>   ★1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は2.5億円の黒字(前年同期は1.8億円の赤字)に浮上して着地。ネクソン <3659> から買収したgloopsブラウザゲーム事業や不採算タイトルのサービス終了が寄与した。既存タイトルの収益向上に加え、構造改革で人件費や販管費の大幅削減を実行したことも黒字浮上につながった。
  通期計画の7億円に対する進捗率は36.0%となった。

 ビーグリー <3981>   ★1-3月期(1Q)経常は2.5倍増益・上期計画を超過
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.5倍の4億円に急拡大して着地。コミック配信サービス「まんが王国」で自社企画コンテンツの創出や独占先行配信などが奏功し、課金収入が伸びたことが寄与。
  上期計画の3.7億円をすでに8.1%上回っており、業績上振れが期待される。

 ショーエイ <9385>   ★今期経常は32%増で2期連続最高益更新へ
 ◆20年3月期の連結経常利益は前の期比26.1%増の6.3億円に伸びて着地。続く21年3月期も前期比31.8%増の8.3億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はプラスチックフィルム包装資材の営業促進支援、100円ショップやドラッグストア向け日用雑貨品の販売がいずれも伸びる計画。また、高収益事業へのシフトや販管費の抑制で採算改善を目指す。

 アイエスビー <9702>   ★1-3月期(1Q)経常は27%増益・上期計画を超過
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比26.7%増の6.2億円に伸びて着地。情報サービス事業で車載や医療関連の組み込み案件や業務効率化システムなどが伸びたうえ、稼働率の向上や事業見直し効果などで採算も改善したことが寄与。セキュリティシステム事業はリニューアル工事を中心に受注が好調だったが、販管費がかさみ利益は横ばいだった。
  上期計画の6億円をすでに2.8%上回っており、業績上振れが期待される。

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