【特集】5万円以下で買える、財務健全・低PBR 16社【東証1部】編 <GW特集>
OSJBHD <日足> 「株探」多機能チャートより
新型コロナウイルス感染拡大による全体相場の急落で、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では324社が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。
今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成される。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に絞り込んだ。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)株主資本比率が60%以上、(4)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる16社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは1日現在)
なお、6日(水)16時に「5万円以下で買える、財務健全・低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 株主資本 実績
コード 銘柄 金額 比率 PBR
<5912> OSJBHD 23100 62.5 0.82
<6319> シンニッタン 24500 80.2 0.29
<5363> TYK 28800 67.2 0.44
<5408> 中山鋼 36400 67.0 0.24
<7762> シチズン 36600 62.5 0.45
<5985> サンコール 38600 70.2 0.33
<9412> スカパーJ 39800 60.3 0.53
<6853> 共和電 40300 67.9 0.69
<1914> 日基技 40800 74.0 0.45
<6826> 本多通信 40900 76.0 0.82
<9995> グローセル 42000 69.5 0.44
<5358> イソライト 43000 67.7 0.74
<8018> 三共興 44700 70.0 0.50
<6140> 旭ダイヤ 46500 80.3 0.45
<4620> 藤倉化 47600 64.6 0.45
<8118> キング 47800 87.1 0.41
※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。
※直近予想が最終赤字、無配の企業は除いた。
★2日~6日に「ゴールデンウイーク特集」を一挙、“29本”配信します。ご期待ください。
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