【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):Jパワー、豊田通商、JR西日本
Jパワー <日足> 「株探」多機能チャートより
30日に業績修正を発表。「前期最終を68%下方修正、配当も15円減額」が嫌気された。
関西みらいフィナンシャルグループ <7321> が4月30日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結最終利益を従来予想の125億円→40億円(前の期は684億円)に68.0%下方修正し、減益率が81.7%減→94.2%減に拡大する見通しとなった。
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■Jパワー <9513> 1,986円 -174 円 (-8.1%) 本日終値
30日に決算を発表。「今期経常は4%減益へ」が嫌気された。
Jパワー <9513> が4月30日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比13.9%増の780億円に伸びたが、21年3月期は前期比4.0%減の750億円に減る見通しとなった。
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■豊田通商 <8015> 2,414円 -174 円 (-6.7%) 本日終値
30日に決算を発表。「前期税引き前は2%減益で着地・1-3月期(4Q)税引き前は17%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。
豊田通商 <8015> が4月30日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期の連結税引き前利益は前の期比1.9%減の2248億円になった。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
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■JR西日本 <9021> 6,220円 -447 円 (-6.7%) 本日終値
JR西日本<9021>が急反落。4月30日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算が、売上高1兆5082億円(前期比1.4%減)、営業利益1606億2800万円(同18.4%減)、純利益893億8000万円(同13.0%減)と2ケタ減益となり、特に1~3月は営業損益や最終損益が赤字に転落したことが嫌気された。第3四半期までは堅調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による利用客の減少や施設の休業などが響いた。なお、21年3月期業績予想は、新型コロナの影響で合理的な算定が困難であるとして未定としている。
■京王電鉄 <9008> 5,700円 -400 円 (-6.6%) 本日終値
30日に決算を発表。「前期経常は12%減益で着地・1-3月期(4Q)経常は赤字転落、今期業績は非開示」が嫌気された。
京王電鉄 <9008> が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比11.7%減の346億円に減り、従来予想の413億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
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■日本調剤 <3341> 1,678円 -113 円 (-6.3%) 本日終値
30日に決算を発表。「今期経常は15%減益へ」が嫌気された。
日本調剤 <3341> が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比21.9%増の74億円に伸びたが、21年3月期は前期比15.4%減の62.6億円に減る見通しとなった。
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■コーセー <4922> 12,630円 -830 円 (-6.2%) 本日終値
30日に決算を発表。「今期経常は56%減益へ」が嫌気された。
コーセー <4922> が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比24.2%減の409億円になり、21年3月期も前期比55.5%減の182億円に大きく落ち込む見通しとなった。
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■北陸電力 <9505> 684円 -42 円 (-5.8%) 本日終値
30日に決算を発表。「前期経常は3.5倍増益で上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は51%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。
北陸電力 <9505> が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比3.5倍の232億円に急拡大し、従来予想の200億円を上回って着地。3期連続増収、3期連続増益となった。なお、21年3月期の業績見通しについては配当(10円)以外は開示しなかった。
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■トプコン <7732> 842円 -51 円 (-5.7%) 本日終値
トプコン<7732>が大幅反落。集計中の20年3月期連結業績について、売上高が1470億円から1390億円(前の期比6.5%減)へ、営業利益が100億円から53億円(同61.0%減)へ、純利益が43億円から10億円(同84.7%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気された。世界各地で実施されたロックダウンの影響により、事業活動が滞ったことが要因としている。
■東京エレクトロン <8035> 21,675円 -1,265 円 (-5.5%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>は4日ぶり急反落、1200円を超える下げとなった。同社が4月30日取引終了後に発表した20年3月期決算は営業利益が前の期比24%減の2372億9200万円だった。半導体メーカーの投資抑制が響き2ケタ減益となった。また、21年3月期予想については新型コロナウイルスの影響を理由に未定としており、目先筋の利益確定売りを誘った。前日の米国株市場で半導体関連株が総じて売り込まれたことも投資家心理を冷やした。
株探ニュース