【特集】「テレワーク」が1位にランク、大手企業で浸透も中小企業に課題<注目テーマ>
ソリトン <日足> 「株探」多機能チャートより
1 テレワーク
2 石油
3 コロナウイルス
4 原油安メリット
5 遠隔医療
6 5G
7 食品スーパー
8 マスク
9 人工知能
10 巣ごもり
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「テレワーク 」が1位となっている。
新型コロナウイルス感染症対策として、大手企業を中心にテレワーク を導入する動きが活発化している。日本経済団体連合会(経団連)が今月14~17日にかけて行った実態調査(有効回答数406社)によれば、テレワークや在宅勤務を導入または導入を予定している会員企業は97.8%にまで浸透。これは政府による緊急事態宣言を受けて実施されたもので、前回調査(2月28日~3月4日、有効回答数398社)の68.6%(実施予定も含む)から大幅に増えた。
一方、東京商工会議所が3月13~31日にかけて行った調査(有効回答数1333社)によると、テレワークを実施している企業は26.0%(従業員が50人未満では14.4%)にとどまり、課題として社内体制やハード面の整備、セキュリティー上の不安を挙げる声が多かった。
こうしたことから、テレワーク環境の整備に不可欠な各種ソリューションを提供するソリトンシステムズ<3040>、アセンテック<3565>、システム情報<3677>、ブイキューブ<3681>、テラスカイ<3915>、チェンジ<3962>などには更なるビジネスチャンスがありそうだ。
また、セキュアヴェイル<3042>、FFRI<3692>、フーバーブレイン<3927>、ジャパンシステム<9758>といったサイバーセキュリティ関連にも注目したい。
出所:MINKABU PRESS