【市況】２７日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は９１５ドル安と４日ぶりに反落

　２７日の米株式市場は、ＮＹダウが前日比９１５．３９ドル安の２万１６３６．７８ドルと４日ぶりに反落した。

　米国の新型コロナウイルス感染者数が、イタリアや中国を抜き世界最多となったことなどが嫌気されＮＹダウ、ナスダック指数ともに大幅安となった。米下院が２兆２０００億ドル規模の新型コロナウイルス関連の経済対策法案を賛成多数で可決したが、株価の上値は重かった。アップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが安く、ボーイングが急落。ディズニーやテスラが値を下げた。シェブロンやエクソン・モービルも下落した。半面、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズやペプシコ、プロクター・アンド・ギャンブルが高く、ＣＶＳヘルスやブリストル・マイヤーズ・スクイブが値を上げた。
　　
　ナスダック総合株価指数は、同２９５．１５９ポイント安の７５０２．３７８と反落した。

出所：MINKABU PRESS