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【市況】マザーズ先物概況:4%超安で大幅に3日続落、新型コロナ不安に歯止めかからず

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

27日のマザーズ先物は前日比34.0pt安の749.0ptとなった。なお、高値783.0pt、安値は744.0pt、取引高は6131枚。本日のマザーズ先物は、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大に対する警戒感に歯止めがかからない中、4%を超す大幅な下落となった。前日の米国市場では、連日の株価下落を受けて自律反発狙いの買いが先行したが、次第に世界的な新型コロナウィルスの感染拡大を嫌気した売りに押され、結局、主要3指数は高安まちまちであった。ナスダック総合指数やSOX指数が小幅高であったにも関わらず、本日の東京市場では、ハイテク株への売りの流れに変化はなく、日経平均は400円超値を下げ、節目の22000円をも割り込んだ。こうした地合いの悪い環境下、個人投資家の投資余力も急速に悪化し、流動性に欠けた中小型株が集まるマザーズ市場では時価総額上位銘柄を含め全面安商状となった。マザーズ先物は、結局、取引終了までほぼ一本調子で下げ続ける展開となった。主力どころでは、そーせい<4565>が7%安、サンバイオ<4592>は4%安、Sansan<4443>も3%安と総じて大幅な下落となった。
《YN》

 提供:フィスコ

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