【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株最高値受け買い優勢も売買代金低調
日経平均 <1分足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は続伸。前週末の米国株市場で主要株価指数が揃って最高値を更新したことを受けリスクを取る動きが優勢となった。ただ、日経平均2万4100円近辺では売り圧力が強く、上げ幅は限定的なものにとどまっている。今晩の米国株市場が休場ということもあって海外投資家の参戦が少なく、全体売買代金は7000億円弱と低調。業種別では出遅れていた海運セクターが値上がりトップに買われたほか、内需では建設株などに買いが目立つ。
個別ではソニー<6758>や任天堂<7974>がしっかり、トヨタ自動車<7203>も買い優勢だった。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連も堅調。東芝機械<6104>が大きく買われ、NIPPO<1881>も急伸、前田道路<1883>は一時売買停止となった。半面、ファーストリテイリング<9983>が下落、リクルートホールディングス<6098>も軟調。オリンパス<7733>も冴えない。インターアクション<7725>が急落、ダブル・スコープ<6619>、enish<3667>なども安い。
出所:MINKABU PRESS