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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株最高値受け買い優勢も売買代金低調

日経平均 <1分足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前営業日比60円03銭高の2万4101円29銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億3543万株、売買代金概算は6986億6000万円。値上がり銘柄数は1629、対して値下がり銘柄数は431、変わらずは100銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は続伸。前週末の米国株市場で主要株価指数が揃って最高値を更新したことを受けリスクを取る動きが優勢となった。ただ、日経平均2万4100円近辺では売り圧力が強く、上げ幅は限定的なものにとどまっている。今晩の米国株市場が休場ということもあって海外投資家の参戦が少なく、全体売買代金は7000億円弱と低調。業種別では出遅れていた海運セクターが値上がりトップに買われたほか、内需では建設株などに買いが目立つ。

 個別ではソニー<6758>や任天堂<7974>がしっかり、トヨタ自動車<7203>も買い優勢だった。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連も堅調。東芝機械<6104>が大きく買われ、NIPPO<1881>も急伸、前田道路<1883>は一時売買停止となった。半面、ファーストリテイリング<9983>が下落、リクルートホールディングス<6098>も軟調。オリンパス<7733>も冴えない。インターアクション<7725>が急落、ダブル・スコープ<6619>、enish<3667>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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