市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):マスク関連、昭電工、Jストリーム

川本産業 <日足> 「株探」多機能チャートより
■昭和電工 <4004>  2,702円  -54 円 (-2.0%)  本日終値
 昭和電工<4004>が続落。SMBC日興証券は15日、同社株の投資評価を「1」から「2」へ引き下げた。目標株価は4680円から2970円に見直した。黒鉛電極の稼働率とマージン前提を引き下げたことで19年12月期の連結営業利益を従来予想の1400億円から1310億円(会社予想1450億円)に下方修正した。また、昭和電工は昨年12月に日立化成に対するTOBを実施し完全子会社とすることを発表しているが、1株4630円としたTOB価格は割高とみており、財務体質が大幅に悪化することを懸念している。

■Jストリーム <4308>  969円  +150 円 (+18.3%) ストップ高   本日終値
 Jストリーム<4308>がストップ高。15日の取引終了後、西尾レントオール<9699>が機器レンタルサービス「eSports専用ライブ中継サービス」を展開するにあたり、映像システム構築を担当したと発表しており、これを好感した買いが入った。「eSports専用ライブ中継サービス」は、イベントなどでeスポーツ大会を実施する際に必要な機器をまとめてレンタルできるサービス。Jストリームでは、このサービスの展開にあたり、必要な映像制作機材の選定から、映像システム構築までを実施。中核の機材には米ニューテック社の「TriCaster」を採用し、コンパクトながらも、多様な映像の入出力や演出に幅広く対応することが可能となっているという。

■セラク <6199>  1,211円  +180 円 (+17.5%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 セラク<6199>が続急騰。SI事業が好調で19年9~11月期は営業利益が前年同期比6倍と急拡大しており、マーケットの注目を浴びた。企業のIT技術者に対する需要がうなぎ上りとなるなか、人材育成事業にも注力し商機を捉えている。年間1000人のIT技術者養成を目指すプログラム「テクトレ」を展開しており、足もとの好業績と合わせデジタル人材関連として存在感を高めている。

■インパクト <6067>  2,479円  +314 円 (+14.5%)  本日終値
 インパクトホールディングス<6067>が急騰。16日付の日本経済新聞は、「インパクトホールディングスはインドでコンビニエンスストアの出店を拡大する」と報じたことが好感された。同社は、インドのコーヒーチェーン最大手「カフェ・コーヒー・デイ」の運営会社などと合弁会社を立ち上げ、19年8月からコンビニ25店を出店している。これを20年末までに425店まで増やすという。インドの食品小売市場は、まだ中小零細店が中心でコンビニ業態の成長余地は大きいとみられている。

■川本産業 <3604>  597円  +64 円 (+12.0%) 一時ストップ高   本日終値
 川本産業<3604>が急騰し昨年来高値を更新したほか、ダイワボウホールディングス<3107>やシキボウ<3109>などマスク関連が軒並み高。厚生労働省がこの日、中国・武漢で流行している新型コロナウイルスによる肺炎に関して、国内で初めて患者の発生が確認されたと発表しており、感染防止の観点から関連銘柄が物色されている。厚労省の発表によると、武漢市の滞在歴がある神奈川県の男性が今年に入り日本国内で肺炎の症状を訴え、検体を国立感染症研究所(村山庁舎)で検査したところ、15日に新型コロナウイルス陽性の結果が得られたという。男性は武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っておらず、中国において詳細不明の肺炎患者と濃厚接触の可能性があったとしており、人から人への感染も疑われる。前述の銘柄のほか、産業用マスクの興研<7963>や重松製作所<7980>なども買われたほか、デュポン製防護服販売のアゼアス<3161>やクリーンルームの日本エアーテック<6291>、更に発熱者スクリーニングの赤外線サーモグラフィを手掛ける日本アビオニクス<6946>などにも物色が波及した。

■テー・オー・ダブリュー <4767>  1,075円  +107 円 (+11.1%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 イベント制作大手のテー・オー・ダブリュー <4767> が一時ストップ高。15日大引け後、20年6月期上期(7-12月)の連結経常利益を従来予想の13.6億円→15億円に10.6%上方修正。増益率が10.6%増→22.4%増に拡大し、従来の5期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。上期業績の上方修正は昨年12月に続き、2回目。12月に実施した複数の大型案件の収益が想定を上回ったことが上振れの要因となった。なお、通期の経常利益は従来予想の21.1億円(前期は20.1億円)を据え置いた。

■テセック <6337>  1,642円  +147 円 (+9.8%)  本日終値
 テセック<6337>が大幅高で6連騰と異彩の上昇トレンドを形成している。半導体分類装置(ハンドラ)と検査装置(テスター)を主力展開しており、ここ動意が相次いでいる半導体中小型株の一角として投資資金の流入が加速している。米中摩擦の影響が一巡し、来期以降の業績回復に期待が持てる局面にあるが、車載用パワー半導体向けを戦略的に開拓することで成長路線を確保する構えにある。

■アクセルマーク <3624>  774円  +57 円 (+8.0%)  本日終値
 アクセルマーク <3624> [東証M]が急反発。15日大引け後、東証が16日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料視された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■フジプレアム <4237>  289円  +18 円 (+6.6%)  本日終値
 フジプレアム<4237>が急動意。光学フィルター大手で太陽電池分野にも展開、20年3月期は営業利益段階で前期比8%増の4億3000万円と収益成長が見込まれている。昨年12月に太陽電池の製造装置を手掛けるエヌ・ピー・シー<6255>が大きく株価を変貌させたが、低位株物色人気のなか同社株にも同様の思惑で買いが流入した。

■長野計器 <7715>  998円  +54 円 (+5.7%)  本日終値
 長野計器<7715>が急伸。圧力計・圧力センサーの世界トップメーカーで車載用主力だが、半導体向けも構造圧力センサー、デジタル圧力計、圧力トランスミッターなどを手掛けており、半導体関連中小型株物色の流れに乗る。加えて、水素ステーション向け高圧水素用圧力計測器で高実績を有し、水素エネルギー関連としてマーケットの注目を集めている。

株探ニュース

日経平均