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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイセキS、ウィルG、マーチャント (6日大引け後 発表分)

ダイセキS <日足> 「株探」多機能チャートより

 6日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ダイセキS <1712>   ★今期経常を17%上方修正
 ◆20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比44.1%増の10.6億円に拡大して着地。難処理物案件の積極展開やリサイクルセンターの稼働率向上などが奏功し、土壌汚染調査・処理事業の採算が改善したことが寄与。廃石膏ボードリサイクル事業で土壌固化材の販売が大きく伸びたことも大幅増益に貢献した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の10.7億円→12.5億円に16.8%上方修正。増益率が18.4%増→38.3%増に拡大する見通しとなった。

 マーチャント <3121> [東証2]  ★今期経常を33%上方修正
 ◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の1億2000万円→1億6000万円に33.3%上方修正。札幌市中央区に保有する賃貸用マンションの売却に伴い、約3700万円の売却益が発生することが収益を押し上げる。

 ウィルG <6089>   ★今期配当を5円増額修正
 ◆20年3月期の期末一括配当を従来計画の18円→23円(前期は18円)に増額修正した。昨年末で終了した自社株取得の結果を踏まえ、総還元性向30%を目標に配当を増やす。

 ダイセキ <9793>   ★今期の経常最高益予想を7%上乗せ、配当も10円増額
 ◆20年2月期の連結経常利益を従来予想の102億円→109億円に6.9%上方修正。増益率が10.9%増→18.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ダイセキ環境ソリューション <1712> が手掛ける土壌汚染処理関連事業で受注処理単価が想定を上回ることなどが上振れの要因となる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の46円→56円(前期は46円)に増額修正した。

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