【材料】<動意株・6日>(前引け)=テックファム、フォーカス、イノテック
テックファム <日足> 「株探」多機能チャートより
フォーカスシステムズ<4662>=値を飛ばし10カ月ぶりの4ケタ大台回復。システムの受託開発を手掛け、人工知能(AI)やサイバーセキュリティー分野にも積極的に展開している。デジタル機器の記録を収集・分析し、証拠保全や調査を行う「デジタル・フォレンジック」などで強みを持つほか、最近では5G環境のもとIoT機器接続に際し低消費電力で注目されているLPWAへの取り組みも強化、名古屋工業大学大学院やフタバ産業<7241>と協力してLPWA技術を活用した工場内の工程物流の効率化実証実験を進めている。
イノテック<9880>=大幅高で昨年来高値更新と気を吐く。世界的に半導体メモリー市況に回復の兆しがみられるなか、半導体関連株への見直しムードが強い。同社は半導体商社で特にNAND型テストシステムに強みを持っており、NAND型フラッシュメモリーの市況改善に伴う設備投資ニーズ回復期待を買う展開となっている。年間配当は前々期、前期と大幅増額して現在の配当利回りは3.4%前後に達しているほか、自社株買いに積極的に取り組んでいることも評価材料。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS