【市況】２４日の株式相場見通し＝続伸、クリスマス休暇で市場エネルギーは低調

　２４日の東京株式市場は、買い先行の展開となり日経平均は続伸しそうだ。前日に日経平均は小反発したものの値下がり銘柄数が値上がりを大幅に上回る状況で実質的には軟調な地合いだった。きょうは、米株市場で主要株指数の最高値更新が続くなか、これに追随してリスクを取る動きが優勢となりそうだ。ただ、クリスマス休暇で海外投資家の参戦は少なく全般は上値を追う活力にも欠ける。市場エネルギー不足のなか、日経平均は強含みながら狭いゾーンでのもみ合いが予想される。

　２３日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比９６ドル４４セント高の２万８５５１ドル５３セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同２０．６９４ポイント高の８９４５．６４９だった。

　日程面では、日銀金融政策決定会合の議事要旨（１０月３０～３１日開催分）、１１月の全国スーパー売上高など。また、日韓首脳会談及び日中韓首脳会談が予定されている。海外では、フィリピン、インドネシア、ドイツ、ブラジル市場が休場。米国では５年債の入札。

出所：MINKABU PRESS