【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(12月16日記）

　日経平均株価は、前週末、11月以降のもちあいレンジを大幅に上放れて、年初来高値を更新しています。

　2017年末以降、2万3000円を超えて、一気に戻り高値をつける過程で、13日のような1営業日での急激な上げ場面があらわれています。今回も同様の動きになるなら、今週以降、戻り高値を確認する作業へ入る公算です。

　本日は、13日の夜間取引で225先物が下げているため、寄り付き値が下放れる公算です。

　目先の価格が上値余地を残しているなら、寄り付きでの下げは、12月9日～11日までの調整幅と同程度の値幅（211円幅）の動きで終わり（下値の目安は2万3839円）、本日中に押し目をつけて、すぐに上昇を開始する公算です。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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