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【市況】日経平均寄与度ランキング(前引け)~ 日経平均は大幅続伸、ファーストリテと東エレクの2銘柄で約136円押し上げ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

13日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり219銘柄、値下がり5銘柄、変わらず1銘柄となった。

日経平均は大幅に続伸。569.78円高の23,994.59円(出来高概算10億9500万株)と大きく年初来高値を更新して前場の取引を終えた。前日の米国市場では、トランプ大統領が米中合意を示唆するツイートを行ったほか、米国が中国に対して15日に予定される追加関税の中止と既存関税措置の減額を提案したことが伝わり、米中協議の進展期待から買いが広がった。為替も1ドル=109円50銭前後までの円安水準となり、本日の日経平均は朝方から大幅高となり、12月SQ値23895.88円を軽々超えた後は上げ幅が500円超となり、その後も高値圏での推移となった。なお、高値は23998.99円で、節目の24000円を窺う場面があった。

値上がり寄与トップはファーストリテイリング<9983>、同2位は東京エレクトロン<8035>となり、2銘柄で日経平均を約136円押し上げたほか、信越化<4063>、TDK<6762>、テルモ<4543>などがそれに続いた。前述した通り、トランプ米大統領が中国との第1段階の貿易合意を承認と伝わっており、既存の対中関税を引き下げる可能性なども高まっているもよう。追加関税発動による米中景気の悪化懸念が後退することになり、東京市場でもテクノロジー株を中心に、主力株は総じて買われる展開に。一方、値下がり寄与上位銘柄には、コナミHD<9766>、富士通<6702>、日立造船<7004>、NTTドコモ<9437>、NEC<6701>が並んだ。


*11:30現在


日経平均株価  23994.59(+569.78)

値上がり銘柄数 219(寄与度+570.26)
値下がり銘柄数  5(寄与度-0.48)
変わらず銘柄数  1

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 67060 2610 +94.02
<8035> 東エレク 24675 1160 +41.79
<6762> TDK 12690 520 +18.73
<4543> テルモ 3881 123 +17.72
<6367> ダイキン 16170 485 +17.47
<4063> 信越化 12500 465 +16.75
<9984> ソフトバンクG 4397 63 +13.62
<6857> アドバンテ 5710 180 +12.97
<6971> 京セラ 7491 178 +12.82
<4523> エーザイ 8323 355 +12.79
<6954> ファナック 21700 355 +12.79
<8028> ファミリーマート 2616 78 +11.24
<6645> オムロン 6780 310 +11.17
<4452> 花王 8993 275 +9.91
<4503> アステラス薬 1904.5 54.5 +9.82
<4519> 中外薬 10095 254 +9.15
<6988> 日東電 6400 250 +9.01
<4568> 第一三共 7532 227 +8.18
<6506> 安川電 4315 225 +8.11
<4021> 日産化学 4775 220 +7.93

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9766> コナミHD 4600 -10 -0.36
<6702> 富士通 10110 -10 -0.04
<7004> 日立造 440 -5 -0.04
<9437> NTTドコモ 3033 -7 -0.03
<6701> NEC 4510 -5 -0.02

《AK》

 提供:フィスコ

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