市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=反発、米株高を好感し半導体関連が牽引

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 12日前引けの日経平均株価は前営業日比51円21銭高の2万3443円07銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億5317万株、売買代金概算は9459億3000万円。値上がり銘柄数は855、対して値下がり銘柄数は1186、変わらず116銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は買い優勢の展開。前日の米株市場でFOMCの結果を受けてNYダウなど主要株指数がプラスで引けたことで、足もと買い安心感が出た。外国為替市場ではドル安・円高に振れているにも関わらず、輸出セクターである半導体関連が強い動きをみせ全体相場を牽引する形となった。ただ、値下がり銘柄数が値上がりを上回り、全体売買代金は1兆円に届かなかった。

 個別では東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>、SUMCO<3436>、信越化学工業<4063>、アドバンテスト<6857>など半導体周辺株が軒並み高、SMC<6273>も大きく上値を伸ばした。大真空<6962>が値を飛ばし、スターティアホールディングス<3393>、ジェコス<9991>なども大きく買われた。半面、任天堂<7974>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。神戸物産<3038>が下落、いであ<9768>は急反落した。グッドコムアセット<3475>も大きく利食われた。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均