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【材料】ソフトバンクグループは売買代金トップも軟調、アリババ香港上場もインパクトは限定的

SBG <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯のなか、前日終値を若干下回る水準で推移している。売買代金は東証1部トップとなっている。市場では「きょうは同社が出資する中国電子商取引大手のアリババグループが香港取引所に上場し、公開価格を初値が上回った。これ自体はポジティブだが、事前に織り込みが進んでおり出尽くし的なムードが漂っている」(国内ネット証券大手)という。同社の株価は11月に入り底入れ反発に向かったが上値が重い。「今回の香港取引所へのアリババ上場は、重複上場であり、ソフトバンクGへの収益的なメリットも限定的。ウィーカンパニーへの投資失敗をリカバリーできるイメージからは程遠い」(同)という見方が強いようだ。

出所:MINKABU PRESS

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