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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ベルーナ、チエル、日本色材

ベルーナ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ベルーナ <9997>  730円  -9 円 (-1.2%)  本日終値
 ベルーナ<9997>が反落。15日の取引終了後に発表した10月度の月次売上高(速報値)でが前年同月比16.4%減と2ケタ減となり、2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。消費税増税に伴う9月の駆け込みの反動減の影響もあり、衣料品と家具・雑貨などがともに前年を下回った総合通販事業が同24.0%減と大きく落ち込んだ。ソリューション事業やファイナンス事業は前年を上回ったものの、総合通販の落ち込みをカバーするには至らなかった。

■チエル <3933>  1,444円  +300 円 (+26.2%) ストップ高   本日終値
 チエル<3933>がストップ高。パソコンやタブレットを使った双方向システムを主軸に学校教育向けICTを手掛けるが、CALLシステムや、eラーニングシステム、画像転送システムなどの受注が好調に推移、情報基盤部門では全国教育委員会向けにフィルタリンソフトやセキュリティソフトなどの伸びが顕著となっており、収益は急回復傾向にある。

■日本色材工業研究所 <4920>  2,518円  +408 円 (+19.3%) 一時ストップ高   本日終値
 日本色材工業研究所<4920>は、前週末15日にストップ高の2110円で引けたのに続き、この日も一時前週末比500円(23.7%)高の2610円に買われた。15日付の日本経済新聞朝刊で、「私だけの一品」を求める消費者の需要をつかみ拡大している化粧品などのスモールマス市場で、その生産を請け負う黒子役の企業として紹介されており、引き続きこれを好材料視した買いが入っている。記事によると、「最短30分で生産品目を切り替えるラインの柔軟性や、3万種類に達する原料の調合ノウハウを持つ」点が強みという。化粧品の受託生産市場は伸び率を加速させており、同社業績拡大への期待も高まっているようだ。

■WASHハウス <6537>  1,043円  +150 円 (+16.8%) ストップ高   本日終値
 WASHハウス<6537>が前週末15日のストップ高に続き、この日もストップ高の1043円に買われた。引き続き15日午後に発表した、中国における合弁会社設立を材料視した買いが入った。12月下旬に設立予定の合弁会社は、中国におけるコインランドリー「WASHハウス事業」の推進を目的としており、同社が60%を出資する予定。中国ではコインランドリー市場が成長期にあることから、市場の開拓を狙うという。なお、同社の海外展開はタイに続き2カ国目。19年12月期業績への影響は軽微としている。

■日本アクア <1429>  757円  +98 円 (+14.9%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 日本アクア <1429> が一時ストップ高。15日大引け後、19年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の14億円→18億円に28.6%上方修正。増益率が83.2%増→2.4倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。戸建住宅部門、建築物部門ともにウレタン断熱材「アクアフォーム」の受注が好調に推移するなか、原材イソシアネートの供給不足による価格高騰の影響が解消し、採算が大きく改善する。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→17円(前期は10円)に大幅増額修正したことも評価材料となった。

■日本アンテナ <6930>  1,104円  +124 円 (+12.7%) 一時ストップ高   本日終値
 日本アンテナ<6930>が一時ストップ高の1130円に買われた。16日付の日本経済新聞朝刊で、「自民党総務部会は15日、携帯電話会社が次世代通信規格(5G)の基地局整備を前倒しした場合に投資額の30%を法人税から差し引くよう同党の税制調査会に求めると決めた」と報じられており、5Gインフラの整備加速を期待した買いが関連株に入った。記事によると、5Gの早期普及には総務省が求める5%の税額控除では不十分だと判断したとあり、20年度税制改正で導入を目指すとしている。これを受けて、5G関連の一角が物色されており、アンリツ<6754>やアルチザネットワークス<6778>、ヨコオ<6800>などが買われた。

■アストマックス <7162>  349円  +32 円 (+10.1%)  本日終値
 15日、アストマックス <7162> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.04%にあたる40万株(金額で1億6000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は11月18日から20年3月31日まで。

■大戸屋ホールディングス <2705>  2,459円  +207 円 (+9.2%)  本日終値
 大戸屋ホールディングス<2705>が急騰。株価は、前週末に比べ一時19.6%高に買われ年初来高値を更新した。コロワイド<7616>の野尻公平社長が15日、大戸屋HDに対して「非常に魅力を感じている」と述べ、「業務提携かM&Aという話になると思う」と発言したと16日付の日本経済新聞が報道したことが材料視された。コロワイドは先月初旬に大戸屋HDの創業家から株式を取得し、筆頭株主になったことが明らかになっている。

■エヌリンクス <6578>  435円  +33 円 (+8.2%)  本日終値
 エヌリンクス<6578>がカイ気配スタートで大幅続伸、10月3日につけた戻り高値430円を奪回した。同社はNHKの営業代行を主力とし、不動産仲介やゲーム攻略サイトなども手掛ける。15日付で光通信<9435> が提出した大量保有報告書で、光通信の同社株式保有比率が5%を超えたことが判明、これが株価を強く刺激する格好となった。

■阿波製紙 <3896>  453円  +26 円 (+6.1%) 一時ストップ高   本日終値
 阿波製紙<3896>は続急伸し一時、ストップ高の507円に買われた。同社は16日、同社のセルロースナノファイバー(CNF)混抄紙を用いた自動車用成形品が、10月24日から11月4日に東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された「東京モーターショー2019」の環境省NCV(ナノ・セルロース・ビークル)プロジェクトブースで展示されたと発表しており、これが好感された。NCVプロジェクト(ナノ・セルロース・ビークル・プロジェクト)は、16年10月にスタートした、CNFを活用した自動車の軽量化を目指すプロジェクトで、22の大学や研究機関、企業が参加するプロジェクト。目標を共有し、具現化に向けCNFを活用した材料、部材、自動車部品等の製品開発、及び各段階の性能評価、CO2削減効果の評価・検証を行っています。今回、同社では、同プロジェクトの参画研究機関・企業である金沢工業大学・トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(横浜市港北区)に混抄紙を提供し、展示品の車用エンジンフードやフロア材料の一部に使用されたとしている。

●ストップ高銘柄
 トレイダーズ <8704>  127円  +30 円 (+30.9%) ストップ高   本日終値
 レアジョブ <6096>  4,000円  +700 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値
 フィット <1436>  663円  +100 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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