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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:アトミクスは後場に急騰、セレスポがストップ高

アトミクス <日足> 「株探」多機能チャートより

<4625> アトミクス 760 +54
後場に急騰。本日14時に20年3月期第2四半期累計の決算を発表。営業利益が前年同期比2.3倍の1.57億円、経常利益が同2.2倍の1.72億円と、前日に発表した業績予想と同水準で着地。塗料販売事業で、道路用塗料が路面標示材と視覚障がい者誘導用シートおよび路面標示の工事で使用する施工機械の販売が好調に推移した。通期営業利益予想は同39.2%増の3.90億円を据え置いた。進捗率は40.3%。



<9625> セレスポ 1652 +300
ストップ高。20年3月期第2四半期累計の営業利益を7.03億円(前年同期実績0.35億円)と発表している。スポーツ事業部門で国際的スポーツ大会など大型案件が増加したことから受注額が増加した。競争事業部門も大型入札案件の受注増加で増益に寄与した。通期予想は前期比26.4%増の6.00億円で据え置いた。第2四半期累計時点で既に通期予想を超えており、上方修正への期待が高まっている。



<6677> エスケーエレク 2183 -178
急落。20年9月期の営業利益予想を前期比35.3%減の39.00億円と発表している。有機ELパネルの高精細化に向けた48億円の設備投資を計画しており、減価償却費が増加する見通し。同時に発表した19年9月期の営業利益は37.2%増の60.28億円で着地した。また、同期の年間配当を従来予想の30.00円を上回る35.00円(前期実績17.00円)に決めた。20年9月期の年間配当予想は35.00円。



<7895> 中央化学 589 +5
急伸後上げ幅縮小。12日公表予定の20年3月期第2四半期報告書で、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象または状況は解消した旨を明らかにすると発表。業績回復に加え、資本増強なども解消要因。第2四半期累計の営業利益は中国での収益力改善などが寄与し、前年同期比275.1%増の6.07億円で着地した。通期予想は前期比46.1%増の11.00億円で据え置いた。進捗率は55.2%。



<6548> 旅工房 1453 +48
大幅に続伸。20年3月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比131.4%増の4.35億円と発表している。韓国や台湾、グアムなどへの旅行需要が好調だった。欧州など長距離も順調だったほか、企業の業務渡航やMICE案件の受注が伸長し、利益拡大に貢献した。通期予想は前期比8.6%増の3.51億円で据え置いた。第2四半期累計時点で既に上回っており、上方修正への期待が広がった。



<3559> ピーバン 1026 +47
大幅に4日続伸。株主優待制度を導入すると発表している。20年3月31日現在の株主を対象にQUOカード3000円分を贈呈する。20年3月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比10.6%減の1.23億円と発表している。事務所移転による一時的な賃料重複などが影響し、販管費が膨らんだ。通期予想は前期比9.3%減の2.69億円で据え置いた。進捗率は45.7%。



<3970> イノベーション 2013 -134
大幅に3日続伸後マイナス転換。20年3月期の営業利益を従来予想の0.50億円から1.00億円(前期実績0.16億円)に上方修正。収益構造改善施策が当初計画より前倒しで進捗し、利益を押し上げる見通し。第2四半期累計の営業利益は0.50億円(前年同期実績は非開示)で着地した。人材採用の強化と集客施策の実施で概ね計画通りに推移した。販管費の抑制などに努めたことも好調につながった。
《ST》

 提供:フィスコ

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