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【材料】早稲田アカデミー---2Qは増収・2ケタ増益、人材の採用と育成強化・サービス品質の向上・業務効率改善に注力

早稲アカ <日足> 「株探」多機能チャートより

早稲田アカデミー<4718>は10月31日、2020年3月期第2四半期(19年4月?9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.0%増の123.19億円、営業利益が同21.7%増の7.80億円、経常利益が同19.5%増の7.74億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同11.3%増の4.28億円となった。

教育関連事業の売上高は前年同期比6.0%増の122.89億円、セグメント利益は同18.6%増の25.50億円となった。指導品質の向上に直結する研修の充実により、新人講師の早期育成を図り、入試の変化等に対応するためのコース仕様の見直しや、特別講座及び各種模試の拡充に注力した。また、英語指導カリキュラムの見直しとともに、授業・家庭学習との相乗効果で、英語4技能の習得を目指したオリジナルのカリキュラムとコンテンツによるオンライン英語学習サービスを9月に開始した。2020年3月期第2四半期累計期間における期中平均塾生数は、小学部20,111人(前年同期比8.7%増)、中学部15,168人(同0.2%増)、高校部3,248人(同5.0%減)、合計では38,527人(同4.0%増)となった。

不動産賃貸の売上高は同2.8%減の0.60億円、セグメント利益は同20.9%増の0.12億円となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増の252.68億円、営業利益が同14.0%増の17.39億円、経常利益が同12.7%増の17.34億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.3%増の10.67億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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