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【通貨】「仮想通貨の信頼回復へ」Bakkt CEOが語るBTC先物、3つの重要性【フィスコ・ビットコインニュース】


ビットコイン先物取引を昨日開始したBakktのCEOを務めるKelly Loeffler氏は、米国初の規制された画期的な「現物決済ビットコイン先物」とBakktウェアハウスにおける3つの重要性を説明した。

1.(現仮想通貨市場において)投資家・消費者が信頼できる規制されたインフラが必要不可欠
ハッキングや詐欺といった市場リスクが高いことから、Bakktのような信頼できるインフラは業界の成熟に必要である。

2.新技術、金融商品としてのデジタル通貨には信頼と普及が最重要
健全な運営体制と高度なサイバーセキュリティ・コントロールに加えて、投資家と消費者が求める一体化した規制によって、投資と決済領域のデジタル通貨に対する信頼度が改善する。

3.デジタル価値を管理・移転する革新的な方法が急速に拡大
デジタル通貨の価値を管理・移転する革新的な方法は急速に拡大しているが、ほとんどの企業は追いつけていない状況にある。既存の投資・決済プラットフォームに最新の技術を融合することで、デジタル通貨の普及障壁を克服することが可能になる。

初日の出来高
23?24日初日の月間契約の出来高は71BTCで、現在のビットコイン価格に換算すれば約70万ドルのボリュームになる。

一方、日間契約の初日の出来高は非常に少なく、2BTCに留まったことがわかっている。

仮想通貨市場では、日本時間朝7時に初日の取引時間が終了したBakktの先物データに事実売りが発生。期待ほどの出来高が初日に見られなかったことも、ビットコインの下落を誘った。

Bakktのビットコイン先物取引は、1契約が1BTCで、月間・日間契約の取引時間は日本時間朝9時?翌朝7時(日曜?金曜日)と設定されている。

初のベンチマーク
また、初日の取引を終えたBakktは、初の先物ベンチマークの発表を行なった。10月19日に満期を迎える月間契約の清算価格は9,875ドル、23日の日間契約は9,790ドルと設定されている。

(記事提供:コインポスト)
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《SI》

 提供:フィスコ

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