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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):三菱UFJ、省電舎HD、Hamee

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
■正栄食品工業 <8079>  3,015円  -180 円 (-5.6%)  本日終値  東証1部 下落率6位
 正栄食品工業<8079>が急反落。11日の取引終了後、19年10月期の連結業績予想について、売上高を1080億円から1065億円(前期比横ばい)へ、営業利益を46億円から40億円(同15.1%増)へ、純利益を33億円から27億5000万円(同18.4%減)へ下方修正したことが嫌気された。製菓・製パンメーカー向け原材料の需要伸び悩みや、円高による海外売り上げの円換算額減少が響いたという。また、天候不順などによる個人消費回復の遅れの可能性も考慮したという。なお、第3四半期累計(18年11月~19年7月)決算は、売上高808億1900万円(前年同期比0.1%減)、営業利益31億3100万円(同20.0%減)、純利益20億6300万円(同27.9%減)だった。

■コーセル <6905>  1,050円  -42 円 (-3.9%)  本日終値
 コーセル<6905>は大幅反落。11日の取引終了後、20年5月期の連結業績予想について、売上高を270億円から241億8000万円(前期比13.3%減)へ、営業利益を25億1000万円から14億7000万円(同56.2%減)へ、純利益を16億円から5億7000万円(同73.2%減)へ下方修正したことが嫌気された。米中貿易摩擦などの影響を受けて、スマートフォンやデータセンター関連設備の需要低迷によりメモリー半導体の市況悪化が続き、スイッチング電源市場でも設備投資計画の見直しや先送りが進められていることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)決算は、売上高57億8400万円(前年同期比18.5%減)、営業利益2億7400万円(同79.7%減)、最終損益2億700万円の赤字(前年同期9億1000万円の黒字)となった。

■三菱UFJ <8306>  568.3円  -1.7 円 (-0.3%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は売り買い交錯もやや売りに押される展開を強いられている。ここ米長期金利が底入れ反転に向かっていることを背景に、米国事業での運用環境の改善期待から、メガバンクは買われていたが、連日マドを開けて買われるなどで目先利益確定売りを誘発している。今月18~19日の日銀の金融政策決定会合ではマイナス金利の深掘りの可能性も残されており、足もとポジションを軽くする売り圧力が意識されているようだ。

■ピーバンドットコム <3559>  1,465円  +300 円 (+25.8%) ストップ高   本日終値
 ピーバンドットコム<3559>がストップ高。11日の取引終了後、ネオス<3627>のIT機器開発・製造子会社ジェネシスホールディングスと業務提携し、EMS(電子機器製造受託サービス)事業を共同で展開すると発表しており、これが好材料視された。PバンCOMは小ロットのプリント基板製造を得意とし、主に試作開発用途の利用実績を積み重ねてきたが、近年では完成品製造の相談もあり受託を行ってきたという。今回のEMS事業の展開にあたっては、ジェネシスと提携するとともに、IoTデバイスの製造を手掛けるBraveridge(福岡市西区)の協力により受託生産体制の強化を図る予定で、3社間のシナジーを発揮し、各製造案件の最適化や効率的な生産体制を実現するほか、新たな顧客層へのアプローチやニーズの取り込みを推進するとしている。

■省電舎ホールディングス <1711>  394円  +80 円 (+25.5%) ストップ高   本日終値
 省電舎ホールディングス<1711>やレノバ<9519>が高い。11日夜、小泉進次郎環境相が就任記者会見で、30年度に再生エネルギーの電源比率22~24%を目指す政府のエネルギー基本計画に関して、「更に比率を拡大すべき」と脱原発に向けた取り組みに積極的な姿勢を見せたことが報じられた。これを受けて、再生エネの発電・開発を手掛ける省電舎HDがストップ高となったほか、レノバも一時7%を超える上昇となり関連株が人気化した。

■Hamee <3134>  861円  +150 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 Hamee <3134> がストップ高。11日大引け後に発表した20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益が前年同期比66.9%増の3.9億円に拡大して着地したことが買い材料視された。新型iPhone向けケースなどスマートフォンアクセサリーの自社製品の好調が継続した国内コマース事業が収益を牽引した。第1四半期実績だけで、通期計画の10.8億円に対する進捗率は36.9%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■グッドコムアセット <3475>  1,709円  +91 円 (+5.6%)  本日終値
 投資用ワンルームマンションなどを展開しているグッドコムアセット<3475>が後場に入り上げ幅を拡大。同社は11日取引終了後に、19年10月期第3四半期累計(18年11月~19年7月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比20.0%減の11億4500万円となったものの、計画していた10億8400万円を5.6%上回ったことが好感されたようだ。売上高は前年同期比16.4%増の162億8700万円(従来計画は128億3300万円)で着地。購入需要が高く、販売戸数が増加したことなどが主な要因だとしている。なお、通期業績予想は売上高231億6600万円(前期比37.7%増)、営業利益17億100万円(同1.4%増)とする従来計画を据え置いている。

■岩崎電気 <6924>  1,266円  +61 円 (+5.1%)  本日終値
 岩崎電気<6924>が大幅高。12日付の化学工業日報が「岩崎電気は、容器内殺菌向けランプ技術を開発した」と報じ、これが株価を刺激したもよう。また、同社は11日、NetCONNECT(東京都目黒区)と共同開発したIoTスマートスイッチ「Link-S2(リンク エスツー)」がこのほど、主要スマートスピーカー(LINE Clova、Amazon Echo、Google Home)に対応したと発表。日本の電気用品安全法(PSE)の認可を受けた、唯一のIoTスマートスイッチだとしており、これが買い手掛かりとなっている面もあるようだ。

■Aiming <3911>  291円  +8 円 (+2.8%)  本日終値
 Aiming<3911>が4日ぶりに反発。同社は11日、ファンタジーRPG「CARAVAN STORIES」のプレイステーション4向けで、北米版のサービスを開始したと発表。収益への寄与などが期待されているようだ。このゲームは、17年11月に日本でスマートフォン版のサービスを始め、18年4月にはパソコン版、同年7月には繁体字版をリリース。プレイステーション4向けでは、19年4月に日本・アジア版のサービスを開始している。

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