【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月3日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、8月6日以降のもちあいが下降途中の中段もちあいか、時間待ちの状態のどちらかだと考えられます。
どちらの場合でも、下降を開始すると考えられますが、時間待ちの状態の場合、9月中、いったん8月9日の高値2万0782円を超えて、上値を試す動きを経過する可能性を残します。
現在が下降途中の中段もちあいの場合、8月30日の高値がもちあいの終点となって、8月30日以降は、すでに勢いの強い下降の流れへ入っていると考えられます。
こちらの展開になる場合、目先はすぐに(3~5営業日程度で)8月6日の安値2万0110円へ接近するか、ここを割れる動きになる公算です。
すでに下降の流れへ入っているなら、本日は、2万0500円以下まで下げる可能性があります。
本日、下値堅く推移するなら、現在が時間待ちの状態である可能性を頭に入れておきます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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