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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):カーメイト、ファルコム、インターアク

カーメイト <日足> 「株探」多機能チャートより
■カーメイト <7297>  901円  +101 円 (+12.6%)  本日終値
 カーメイト<7297>が急伸し一時、前日比143円(17.8%)高の943円に買われた。茨城県守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、ドライブレコーダーの映像が容疑者逮捕につながったこと受けて、改めてドライブレコーダー関連が注目されているようだ。複数のメディアでドライブレコーダーが人気で店舗によっては品薄になっていることが伝えられていることもプラスに働いており、同社のほかオートウェーブ<2666>、バッファロー<3352>なども大幅高となっている。

■日本ファルコム <3723>  1,796円  +180 円 (+11.1%)  本日終値
 日本ファルコム<3723>の上げ足が加速。ゲームソフト開発を手掛け、特にプレイステーション向けロールプレイングゲームのヒット作「イース」が好調で業績に寄与している。また、注力する「英雄伝説」は中国語版及び韓国語版を発売しており、これも収益に貢献している。「イース」の最新作は9月リリース予定で、20年9月期業績に対する押し上げ効果が期待される状況。19年9月期について会社側は営業利益段階で前期比23%減の10億円を見込むが、第3四半期までの進捗率から増額修正の可能性がある。

■インターアクション <7725>  1,993円  +137 円 (+7.4%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 インターアクション<7725>が3日ぶりに反発。19日の取引終了後、取引先から大口受注を獲得したと発表しており、これが好感された。今回発表された大口受注は、受注金額1億9800万円で、20年5月期第2四半期に売り上げ計上を予定。なお、20年5月期業績予想には織り込み済みとしている。

■システムインテグレータ <3826>  740円  +44 円 (+6.3%)  本日終値
 システムインテグレータ<3826>がジリジリと水準を切り上げ、上値慕いの動きを強めている。eコマースやデータベース開発などに強みを持つ独立系のソフト開発会社でディープラーニング技術を活用したサービスで需要を捉えている。生産現場での品質検査において、リアルタイムで異常検知できるAIシステム「アイシア アノマリー ディテクション」などに引き合いが旺盛。またAIを活用した会社情報検索サービスを実用化しており、こちらも今後の需要開拓に期待がかかる。株価は7月16日に開けたマド埋めから7月4日の戻り高値793円奪回を視野にいれる。

■SKIYAKI <3995>  754円  +43 円 (+6.1%)  本日終値
 SKIYAKI<3995>が後場一段高。同社はきょう、7月末時点の総会員数が274万7000人になったと発表。前月末と比べて2.8%増、前年同月末に比べ41.5%増と順調に拡大していることが好感されたようだ。総会員数とは、ファンクラブサービス及びEC(グッズ)サービス、AMIPLE(イベントに行く仲間を簡単に探すことができるSNSサービス)、LiveFans(ライブ・セットリスト情報サービス)の会員数の合計。なお、有料会員数は7月末時点で78万4000人(前月末比1.6%増)となっている。

■インプレス <9479>  149円  +8 円 (+5.7%)  本日終値
 インプレスホールディングス<9479>が上昇加速。市場拡大が続く電子書籍関連の一角で収益環境に吹く追い風が強い。コンテンツホルダーとの協業による電子コミックプラットフォーム事業が高水準で19年4~6月期営業利益は前年同期比2.5倍と急拡大した。株価は昨年3月に商いを伴い279円の高値まで一気に駆け上がった経緯があり、小型ながら、ここにきて再び全員参加型材料株の素地が意識され始めている。

■ヨシコン <5280>  1,084円  +58 円 (+5.7%)  本日終値
 19日、ヨシコン <5280> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.39%にあたる10万株(金額で1億1000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月20日から20年3月31日まで。

■ライトアップ <6580>  1,115円  +55 円 (+5.2%)  本日終値
 ライトアップ<6580>が6日ぶりに反発。この日、中小企業の働き方改革推進のため、PCログ・セキュリティー管理・分析ツール「セキュリティーマネージャー」を8月26日に提供開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。同ツールは、「シンプルな操作設定」「ハードウェア不要(クラウド対応)」「低価格」で、情報システムの担当者がいない中小企業でも簡単にパソコンの利用管理を行えるようにしたのが特徴。テレワークでの就業状況の把握や、業務の集中による過重労働の抑止、ハラスメントの予防・対策など、労務管理上のさまざまな課題解決が可能となり、働き方改革の推進につながるほか、情報漏洩などのリスクマネジメントや、タイピング履歴の分析による効果的な営業ノウハウの蓄積などにも効果があるとしている。

■santec <6777>  1,992円  +88 円 (+4.6%)  本日終値
 santec<6777>が反発。8月1日にマドを開けて買われた後も、マド埋め拒否の強調展開でジリジリと水準を切り上げている。同社は光測定器や光関連部品を手掛けている。次世代通信規格「5G」関連の基地局整備に絡み光モニターなどで高水準の需要を取り込んでおり足もとの業績は絶好調。19年4~6月期営業利益は前年同期比4.6倍の2億3800万円と急拡大した。これまでは海外需要が中心だったが、国内でも来年の東京五輪・パラリンピックを前に5G関連の案件が本格化することが予想され追い風が強まるとの見方が買いを誘導している。

■串カツ田中 <3547>  2,002円  +82 円 (+4.3%)  本日終値
 串カツ田中ホールディングス <3547> が高い。19日大引け後、従来未定としていた19年11月期の期末一括配当は30円(前期は13円)実施する方針としたことが買い材料視された。東証1部への市場変更を記念する配当15円を実施するほか、普通配当も前期から2円増額する。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の0.27%にあたる2万5000株(金額で6000万円)を上限とする自社株買い実施を発表しており、株主還元を好感する買いも向かった。

●ストップ高銘柄
 Lib Work <1431>  2,600円  +500 円 (+23.8%) ストップ高   本日終値
 シェアテク <3989>  445円  +80 円 (+21.9%) ストップ高   本日終値
 テモナ <3985>  539円  +80 円 (+17.4%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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