【特集】TOPIXコア30が10位にランクイン、主力大型株への逆風続く<注目テーマ>
JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 5G
2 円高メリット
3 人工知能
4 サイバーセキュリティ
5 JPX日経400
6 宇宙開発関連
7 ソーシャルゲーム
8 バイオテクノロジー関連
9 半導体
10 TOPIXコア30
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「TOPIXコア30」が10位となっている。
TOPIXコア30は東証1部市場全銘柄のうち、時価総額、流動性の特に高い30銘柄で構成された株価指数。世界景気の減速懸念を背景に足もとの東京株式市場は米株安が主導する形で広範囲に売られる地合いを余儀なくされている。そのなか特に指数連動性の高い主力株には向かい風の強い地合いとなっている。
同指数は今月6日に下ヒゲで683まで売り込まれたが、その後はいったんリバウンド局面に移行した。しかし、前日にNYダウが390ドル近く下げるなど波乱含みの展開となり、これを受けてきょうは一時690を割り込み、再び6日の安値を意識する動きにある。
採用銘柄は外需では為替感応度の高いトヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、中国関連のキーエンス<6861>やファナック<6954>などが入っており全体の足を引っ張っている。また、米長期金利の急低下が日米ともに大手金融機関の運用環境にネガティブ材料として働くなか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめとするメガバンク3社が含まれていることも同指数の押し下げ要因となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)