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【材料】グリムス---1Q大幅な増収増益、小売電気事業が好調に推移

グリムス <日足> 「株探」多機能チャートより

グリムス<3150>は7月31日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比37.6%増の35.52億円、営業利益が同58.7%増の5.62億円、経常利益が同60.3%増の5.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同62.6%増の3.88億円となった。

エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比13.2%増の12.09億円、セグメント利益は同5.8%減の2.95億円となった。業務用エアコン・トランス・コンプレッサー・冷凍機などの各種省エネ設備の販売を推進した。

スマートハウスプロジェクト事業の売上高は前年同期比7.8%増の9.04億円、セグメント利益は同1.6%増の0.79億円となった。ハウスメーカーとの提携販売やVPP(バーチャルパワープラント)の活用といった多様な販売手法を活用し、蓄電池や住宅用太陽光発電システムの販売を積極的に推進した。また太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の今後の増加が見込まれることから、自宅で発電した電力を自家消費する提案を進めてきた結果、蓄電池の単体販売が増加した。

小売電気事業の売上高は前年同期比113.4%増の14.38億円、セグメント利益は同212.2%増の3.39億円となった。エネルギーコストソリューション事業の既存顧客に対する電力の小売を推進し、約80%といった高い成約率をもとに順調に収益を伸ばした。

2020年3月期通期の連結通期業績については、売上高が前期比30.4%増の158.30億円、営業利益が同14.2%増の16.00億円、経常利益が同12.8%増の16.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.0%増の10.71億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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